ジュニオール・ドス・サントス(Júnior dos Santos、1984年9月12日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。サンタカタリーナ州カサドール出身。アメリカン・トップチーム所属。ブラジリアン柔術黒帯。元UFC世界ヘビー級王者。総合格闘家としてはアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの直弟子にあたる。母子家庭に生まれ育ち、家庭を助けるために10歳の頃から労働を始めた。2005年にユーリ・カールトンの指導でブラジリアン柔術を始め、バイーア州王者となる。その後、元プロボクサーのルイス・ドレアと出会いボクシングも習い始めた。2006年にプロ総合格闘技デビュー。2008年9月25日、UFC初参戦となったUFC 90でファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦し、開始から1分20秒に右アッパーでダウンを奪いパウンドでTKO勝ちという番狂わせを起こし、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2009年2月21日、UFC 95でステファン・ストルーフェと対戦、右フックでダウンを奪い、1分足らずでKO勝ちを収めた。2009年9月19日、UFC 103でミルコ・クロコップと対戦。序盤から打撃で優勢に立ち、3Rにはパンチで戦意を喪失させギブアップ勝ち。この試合でドス・サントスにしては珍しく首相撲からの膝蹴りを多用した。2010年1月2日、UFC 108でギルバート・アイブルと対戦し、左フックでダウンを奪ったところにパウンドで追撃しTKO勝ちを収めた。続く3月21日のではガブリエル・ゴンザーガを相手に左フックからのパウンドでTKO勝ちを収め、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2010年8月7日、UFC 117でロイ・ネルソンと対戦し、3-0の判定勝ち。キャリア初の判定決着となった。試合後にはヘビー級王者への挑戦をアピールした。2011年1月、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」シーズン13ではブロック・レスナーと共にヘッドコーチを務め、シーズン終了後のUFC 131で両者が対戦予定であったが、レスナーの疾病による欠場に伴いシェイン・カーウィンとの対戦へと変更された。6月11日のUFC 131ではカーウィンを3-0の判定で降し、ケイン・ヴェラスケスの持つヘビー級王座への挑戦権を獲得した。2011年11月12日、UFC on FOX 1でケイン・ヴェラスケスの持つUFC世界ヘビー級王座に挑戦し、右フックでダウンを奪い、追撃のパウンドで開始63秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2012年5月26日、UFC 146でフランク・ミアとタイトルマッチを行い2RTKO勝ちを収め王座の初防衛に成功した。当初はアリスター・オーフレイムと対戦する予定であったがオーフレイムが薬物検査をクリアできなかったため対戦相手がミアに変更となった。2012年11月13日、NIKEとスポンサー契約を交わした事を発表。ドス・サントスはNIKEとスポンサー契約を交わした総合格闘家としてアンデウソン・シウバ、ジョン・ジョーンズに次ぐ三人目となった。2012年12月11日、ユーリ・カールトンからブラジリアン柔術黒帯を授与された。2012年12月29日、UFC 155でケイン・ヴェラスケスとUFC世界ヘビー級王座を賭けて再戦し、0-3の判定負けを喫し王座陥落となった。2013年5月25日、UFC 160でヘビー級ランキング9位のマーク・ハントと対戦。3Rに左バックスピンキックでダウンを奪い、パウンドでKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞し、タイトル挑戦権を獲得した。2013年10月19日、UFC 166でUFC世界ヘビー級王者ケイン・ヴェラスケスと3度目の対戦。序盤から一進一退の攻防を繰り広げるが、3Rに右フックでダウンを奪われ、その後ヴェラスケスの攻撃を2ラウンド耐え凌ぐも、最終ラウンドでTKO負けを喫し王座獲得に失敗した。試合後に「試合をほとんど覚えていない」と語り、鼻と耳の負傷により無期限出場停止となった。2014年5月31日、でスティーペ・ミオシッチと試合が組まれるが、この時はドス・サントスが拳を負傷して欠場した。同年12月13日、 UFC on FOX 13でヘビー級ランキング4位のスティーペ・ミオシッチと対戦し、5R判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2015年12月19日、UFC on FOX 17でヘビー級ランキング9位のアリスター・オーフレイムと対戦し、左フックからのパウンドでTKO負け。2016年4月10日、でヘビー級ランキング4位のベン・ロズウェルと対戦し、判定勝利。ズッファ製作のバイオグラフィーによれば、21歳のドス・サントスは、バックパック一つを抱えて人生を発見するための旅に出た。そして長旅の末たどりついたのがバイーア州のサルバドルであり、そこで飛び込んだのが格闘技のジムだった。長髪をポニーテールにしたむさくるしい浮浪者のような風体に、ジムの仲間は不定住流浪民を意味するシガーノ(ジプシー)というあだ名をつけた。ジムでサンドバッグを相手に一日中猛練習することで短期間での実力をつけたドス・サントスは、とんとん拍子に勝ち続けて総合格闘家としてのキャリアを確立した。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。