マイク・ウエストブルック（Mike Westbrook、1936年3月21日 - ）は、イギリス・バッキンガムシャー・ハイ・ウィカム出身のジャズピアノ奏者、ビッグバンドリーダー、作曲家。プリマスのプリマス芸術学校卒業後、ジョン・サーマン等と音楽活動を開始。1963年、ロンドンに出てサーマンを含んだセクステットを結成。1967年、マイク・ウエストブルック・コンサート・バンドと銘打ち、リーダー・アルバム「Celebration」でデビュー。1968年、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルに出演。1970年に「Marching Song vol1,2」で反戦メッセージを込めた壮大なオーケストレーション作品を発表した。1971年の「Metropolis」では大胆なジャズロック・サウンドを導入したオーケストラアルバムを製作。1990年の「Off Abbey Road」はビートルズの"Abbey Road"をウエストブルック流に焼き直した。初期にデューク・エリントンに影響を受けたウエストブルックはその後もクラシック音楽、アバンギャルド、フリー、ロック等あらゆる音楽エッセンスを混合した革新的なラージ・アンサンブル作品を発表し続けている。妻のケイト・ウエストブルック（ヴォーカル、ホルン）も共同メンバーである。

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