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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(エヴァンゲリオン しんげきじょうばん:は / )は、2009年6月27日に公開された日本のアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の第2作にあたる。映像はカラー/35ミリ/アメリカンビスタサイズ、音声はドルビーデジタルサラウンドEX。大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年–1996年)を、新たな設定とストーリーで「リビルド」(再構築)したものが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズである。本作は全4部作の内の第2作目にあたり、2007年9月に公開された『』の続編にあたる。タイトルの『破』は、雅楽の用語「序破急」に由来する。本作は、『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズの第八話『アスカ、来日』から第拾九話『男の戰い』までを描くものとして制作が開始された。しかし、前作『序』がTVシリーズ第壱話から第六話までのストーリーをほぼ踏襲していたのに対し、本作ではTVシリーズや旧劇場版には登場しない新たな登場人物、エヴァンゲリオンや使徒が登場。さらには新たな謎も加わり、『新劇場版』独自のストーリーを展開していく。本作のストーリーも、当初はただの「総集編」で、監督の鶴巻和哉によれば「別に言うほど『破』じゃない」ものであったが、前作『序』が公開(2007年9月)された後に、総監督庵野秀明の意向によりシナリオが見直され、当初は「声も出さなくていいというくらい」であった、新キャラクターの真希波・マリ・イラストリアスの出番が増えるなどの変更がなされた。また、アスカとレイがNERV本部内のエレベーターで乗り合わせる場面(ただし会話の内容などはTVシリーズと異なる)など、第弐拾話以降のエピソードも取り入れられた形となっている。作画に関しても、『序』では大半がTVシリーズから原画やタイムシートなどの素材を使用していたのに対し、本作ではほぼ全編にわたって新規に描き下ろされている。そのため『序』では「リビルド」を強調していたのに対し、本作ではあまり使われていない。庵野は、自身がこれまで作り上げてきたエヴァの世界を、自分では破壊しきれないとして、『破』というサブタイトルを象徴する新キャラクター・マリを演じる坂本真綾との打ち合わせの際も、マリに関するより詳しいディレクションは監督の鶴巻に任せている。初日公開館数は120館(38都道府県)と多くはなかったが、前作の85館から大幅に増えており、インディーズ・単館系の映画作品の上映スクリーン数としては、比較的大規模なものとなっている。メイン公開館の新宿ミラノ1(座席数1056)では、初回上映日(6月27日)の前日深夜から行列が作られた。公開後2日間の週末興行成績も観客動員数35万4852人、興行収入は5億1218万200円を記録し、『序』に引き続き大手配給会社による作品群をおさえて、週末興行ランキングにおいてオープニング興行1位を達成している。続けて興行2週目も1位を達成しており、これは『序』の成績を上回る記録となった。さらに公開17日目の7月13日には『序』の興行収入20億円を超え、最終興行収入は前作の倍の40億円になった。これは年間ランキング9位(邦画では5位)の成績となる。ドイツのボンで2009年7月31日から開催されるアニメーション映画祭において本作が上映されると告知されていたが、権利上の問題から中止となった。2009年10月4日にはスペインのシッチェスで開催された第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭のAnima't 部門で上映された。その他、台湾で10月、シンガポールで11月に劇場公開され、韓国、香港でも12月3日より劇場公開された。なお、本作は公開直前まで情報はほとんど明かされないという厳戒態勢となった。『序』では行われた一般向けの封切前特別上映も行われず、試写会も関係者のみが招待されている。また、劇場パンフレットも「WARNING! DO NOT OPEN THIS BEFORE WATCHING THE MOVIE.」(映画を観る前の開封禁止)と書かれた封印シールで綴じられ、さらに核心に迫るカットは袋とじに掲載と、徹底した情報管制がなされた。旧北極のNERV基地「ベタニアベース」において、捕獲され実験に使われていた第3使徒が封印から目覚め、暴れだす。これに対し真希波・マリ・イラストリアスが乗るエヴァンゲリオン仮設5号機が出撃。仮設5号機は大破しつつも第3使徒を倒すことに成功するが、使徒のコアを破壊した直後、マリを脱出させた上で自爆する。(ここで舞台は日本に戻る) 父碇ゲンドウとともに亡き母碇ユイの墓参りに訪れた碇シンジは、葛城ミサトの車で帰る途中、海上を歩行する第7使徒を目撃する。そこに、上空で輸送機から放たれたエヴァンゲリオン2号機(搭乗者:式波・アスカ・ラングレー)が現れ、空中戦を繰り広げ難なく使徒を撃破する。2号機とともに来日したアスカは、シンジと同じくミサトの家に同居し、同じ中学校に通うことになる。ゲンドウと冬月コウゾウが建造中のEVANGELION Mark.06(6号機)の視察のためSEELEの月面基地「タブハベース」へ赴くが、二人が地上へ帰還する前に、衛星軌道上に第8使徒が出現、NERV本部への落下攻撃がほぼ確実と判明する。代理の指揮権を持つミサトは、エヴァ初号機(シンジ)・零号機(レイ)・2号機(アスカ)の3機によって受け止める迎撃作戦を立案、実行に移す。落下地点に最初に辿り着いたのはシンジの乗る初号機で、続いて到着した零号機・2号機とともに使徒を倒した。シンジは作戦後ゲンドウから褒められたことに喜びを感じ、使徒を一人で倒せなかったことでプライドが傷ついたアスカも、シンジをパイロットとして認め、これ以降は次第に打ち解けていく。NERVの北米第2支部で試験中のエヴァ4号機が支部を巻き添えに消滅し、その事故を受けて、同じくアメリカで開発されていた3号機が急遽日本に移送されることになった。3号機の起動実験ではレイとアスカがパイロット候補となったが、起動実験の日と、レイがシンジとゲンドウの和解のため企画している食事会の予定が重なっていることに気付いたアスカは、自らテストパイロットに志願する。実験当日、アスカの乗った3号機の起動実験が開始されるが、3号機には使徒が侵入しており暴走、周囲を吹き飛ばす大爆発を起こす。ゲンドウはエヴァ3号機を第9使徒として処理することを決定、シンジの初号機のみを出撃させる。しかしシンジは3号機にまだアスカが乗っていることを知り、「アスカを殺すよりは(自分が殺されるほうが)良い」と戦闘を拒否したため、ゲンドウは初号機の制御を無人操縦システム「ダミーシステム」へ切り替えさせる。ダミーシステムに切り替えられた初号機は3号機を徹底的に破壊。シンジは必死に止めようとするも、初号機は使徒のコアを、アスカの乗った操縦席(エントリープラグ)ごと噛み砕いた。アスカは一命を取り留めたものの使徒による精神汚染が疑われ、「貴重なサンプル体」として隔離される。シンジはパイロットを辞め、ミサトの家を出るが、新たな使徒(第10使徒)の出現のためジオフロント内のシェルターへと避難させられる。マリがエヴァ2号機に乗ってジオフロント内に侵入した第10使徒を迎撃。しかし第10使徒の強力なA.T.フィールドに阻まれ太刀打ちできず、2号機を獣化第2形態へと変形させ肉薄するが、返り討ちにあう。次にレイが零号機でN2航空誘導弾を抱えて自爆攻撃を仕掛けるが、使徒がコアを肋骨で防御したため失敗する。2号機が倒れこんだシェルターにいたシンジを、マリは2号機の手で外に連れ出す。そこでシンジが見たものは、使徒がレイの乗る零号機を一瞬で捕食する光景であった。これを見たシンジはNERV本部へと走り、何故戻ったと問うゲンドウに、自分は初号機のパイロットだと答える。零号機とレイを吸収した第10使徒は人型に変形、メインシャフトを降下しミサトらのいる第一発令所を襲撃する。そこにシンジが乗った初号機が現れジオフロント地表まで戻すことに成功するが、内部電源が切れ活動を停止してしまう。しかし、シンジの叫びとともに再起動した初号機は「神に近いもの」(疑似シン化第1覚醒形態)へと変貌を遂げる。シンジはその力をもって使徒を圧倒し、使徒に吸収されていたレイを救い出す。初号機は光の巨人(疑似シン化第2形態)となりサードインパクトが始まろうとするが、月面から渚カヲルの乗るエヴァMark.06が飛来し、槍で初号機のコアを貫いてそれを食い止めた。「使徒」に対抗すべく建造された人型兵器。特務機関NERVが保有・運用する。パイロットは円筒形のコックピット「エントリープラグ」に乗り、主に神経接続によって機体を操縦する。アンビリカルケーブルから電力を供給しており、内蔵電源では最大5分間のみ活動が可能。使徒と同じくA.T.フィールドを持ち、使徒のそれを中和・侵食・破壊することができる。TV版から引き続いて登場するエヴァは初号機・零号機・2号機(TV版では弐号機)・3号機である。前作『』から形状・色彩変更がなされていないのは初号機のみであり、零号機は改装を受け、2号機・3号機は新劇場版としては初登場。完全新作のエヴァンゲリオンとして、仮設5号機とMark.06が登場する。「第3新東京市」に来襲する謎の敵。形状や能力はそれぞれ異なるが、必ず「コア」と呼ばれる部位があり(通常は赤色の球体)、それを破壊されると活動を停止。新劇場版では、その際に全身が血のような液体に変化する(形象崩壊)。A.T.フィールドを持ち、エヴァンゲリオン以外の通常兵器はほとんど意味をなさない。また、新劇場版では全ての使徒において「天使の輪」(エンジェルハイロゥ)のようなものが現れるシーンがある。出現順に、番号を冠して呼ばれる。作中のNERV本部の画面や、ゲンドウ、マヤ、加持の台詞では「第○使徒」と、ポスターや、作中での冬月の台詞および加持の台詞の日本語字幕では「第○の使徒」とされる。前作『』の第6使徒出現時にゲンドウが「残り8体の使徒を倒さねばならない」と発言しているが、その場面の時点で未殲滅である第3の使徒と第6の使徒を数に入れているのか不明である。本作の世界において、15年前に起きた地球規模の大災害。その傷跡として、地球に巨大なクレーター状の穴が存在している描写がある。爆心地付近には4本の十字架状の物体が存在していることが軌道上から確認できる。海の色も赤に染まっているが、これを科学技術により本来の青色に戻そうという試みが、海洋生態系保存研究機構で行われている。加えて、シンジ達セカンドインパクト以後に生まれた世代が、海が本来青いことや潮の匂いや海洋生物について、「知識」でしか知らない、知識に乏しいという描写がなされた。ミサトが遭遇したセカンドインパクト当時の描写では、4体の光の巨人(コアらしき球体や頭部に光の輪を持つ)と黒い球体と4本の槍(旧世紀版の「ロンギヌスの槍」と同じ形状)が描写されている。月面にある血痕は、セカンドインパクト発生時に南極点から噴出した血糊が付着した物であることが全記録全集付属絵コンテ(欠番カットナンバー402I改)で明らかになっている。本編開始前のスタジオカラーのクレジット表示時に円谷プロダクション制作『帰ってきたウルトラマン』の変身シーンの効果音が使用され、ミサトの携帯の着信音も『ウルトラマン』における科学特捜隊本部の無線着信音(=東宝制作『ゴジラ』シリーズのキングギドラの鳴き声の流用)が使われている。また、ミサトの愛車アルピーヌ・ルノーA310の替わりにMAT専用車「マット・ビハイクル」こと初代マツダ・コスモ・スポーツが登場している。その他、セカンドインパクトの回想シーンの四体の巨人に『ウルトラマンA』の第13話・第26話におけるウルトラ4兄弟(ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック)の意匠が組み込まれており、次回作「Q」の予告にウルトラマンA、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャックのウルトラサインが使われている。庵野秀明が敬愛する円谷プロ作品へのオマージュとみられ、MAT本部の無線着信音を作品中に利用したことからエンドロールには円谷プロと『帰ってきたウルトラマン』が名を連ねる。碇ゲンドウ・冬月コウゾウ両名が月で用いる月面移動用の乗り物は、ジェリー・アンダーソン製作の2作、『謎の円盤UFO』と『スペース1999』にそれぞれ登場する、ムーンモービルとイーグルを足したような形状をしており、赤白のカラーリングは、そのイーグル機のなかでも医療支援仕様のレスキューイーグルのものが採用されている。さらに『UFO』に登場したコンピューター衛星SIDも確認できる。 エンドロールには「株式会社東北新社」および『謎の円盤UFO』の名が表示される。教室でシンジがレイに弁当を渡す際、添えられていた箸箱には安野モヨコ(庵野秀明の妻)の漫画『オチビサン』に登場するオチビサンの顔が描かれている。日本国内では、劇場で上映されたものに再調整を行った『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.』が、Blu-ray DiscとDVDで2010年5月26日に発売された。劇場公開版から1000か所以上の修正に加え、新作シーンが追加されている。そのため、収録時間は当初「"本編108分+映像特典" 」と発表されていたが、現在は「"本編111分49秒+映像特典 " 」に修正されている。映像特典(AR台本、予告編等)、初回生産分特典(劇場上映生フィルムコマ)あり。2010年5月26日発売のDVDおよびBlu-ray Discのamazon.co.jpでの予約注文枚数が予約開始から1週間で合計で8万8,000枚を記録、初日のみで4万枚を記録しており、これは国内BDソフトセールスで最高の記録を持つ『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の初日3万枚を超える勢いとなっている。発売初日にDVD版が12.4万枚、Blu-ray版が19.5万枚売上げ、2010年5月25日付デイリーDVDランキングおよびBlu-rayランキングで首位を獲得している。これはアニメBD初週売上最高記録であった『機動戦士ガンダムUC 1』の5.6万枚を1日の売上で更新し、『THIS IS IT』の初日デイリー記録12.2万枚をも更新した。初週売上も35.7万枚と、『THIS IS IT』の初週売上(26.1万枚)だけでなく、1週にしてその累計売上枚数(35.1万枚)を超え、史上第1位の記録となった。2010年6月14日付Blu-rayランキングでも3.9万枚を売上げ2週連続第1位となり、更に前作『序』も7000枚を売り上げ総合第2位となり、アニメ作品の同一シリーズタイトルで史上初の1&2位を独占する記録となった。6月14日にはDVD&Blu-ray合わせ出荷合計が100万本を突破している。同28日付のBD週間ランキングでは4週間連続で首位を獲得し、2008年12月発売の『』の歴代1位の記録と並んだ。オリコン2010年年間総合BDランキングでは45万枚で1位となり、前作の『序』に続きV2を達成。また、DVDランキングでも3位にランクインした。日本での劇場公開から11日後の2009年7月8日に『』が発売された。『SPECIAL EDITION』(KICA-983〜4、3,300円)は、映画サイズを DISC1『EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE. original sound track』に、フルサイズを DISC2『Shiro SAGISU Music from EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.』に収録した2枚組。通常版(KICA-985、2,800円)は、『SPECIAL EDITION』の DISC1 のみ。破の公開前より、製作現場カラーから公式フリーペーパー『EVA-EXTRA』が、上映劇場や大型書店などで配布された。第4号は1〜3号までの総集編に再編集を加えたもので、6月27日より上映劇場限定で発売された。また、プレ号となる第0号が東京国際アニメフェア2009(3月18日〜3月21日)にて配布され、翌年の東京国際アニメフェア2010(3月25日〜28日)では第6号が配布された。なお、2009年6月27・28日に新宿区歌舞伎町で行われたイベント「第3新歌舞伎町宣言」にて上映された映像が「EVA-EXTRA05」である。『Les Betes-Royal Mirrorball Remix』がBGMで使用されていた。

出典:wikipedia

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