『疾走れ、撃て!』(はしれ、うて!)は、神野オキナによる日本のライトノベル。イラストはrefeiaが担当。MF文庫J(メディアファクトリー)より刊行された。世界に脅威をもたらす敵(日本ではその容姿から「ダイダラ」と呼ばれる)の存在に対応するために、中学校を卒業した者は学生兵士(通称「学兵」)として徴兵される近未来の日本。田神理宇は友人たちと共に厳しい訓練期間を過ごし、その期間も終了が近づいた頃、突然呼び出しを受ける。理宇に与えられた指令は、魔導士官・紫神虎紅の護衛士官になることだった。ベトナム戦争期以降、巨人による襲撃を受けるようになった世界。陸上には導柱(ペナント)と呼ばれる巨大な柱が発生し、そこから不定期に巨人が出現する。海中にも導柱は存在するが、こちらは魚型の生物が出現し、また待ち伏せをしすぐには襲撃を行わないこともあるなど陸上より厄介な敵である。また魔法が存在するのも大きな特徴である。魔力を攻撃力へと変換・増幅する数式兵器およびその補助となる「杖」と呼ばれる契約者とともに魔法を操ることができる人間はその魔力に応じて魔導兵もしくは魔導士官として従軍している。以下は日本以外の国についての描写が少ないため、主に舞台として描かれる日本について解説する。ダイダラの襲撃を受けたために現実の日本とは異なる部分が多く存在する。政治体制については言及がないため正確には不明だが、戦いの始まった時期から考えても現実とほぼ同一のようである。経済力や生活レベルの面ではやや劣る程度であるが、物資不足は甚だしく、砂糖などの貴重な物資は代用品が用いられている。ただ医療技術をはじめ一部の技術は現実より進んでおり、一概に現実より不便な社会というわけでもない。大きく異なるのは軍事面で、国軍が存在し、徴兵制度に準ずる学兵制度が存在する。長年の戦いによる社会の歪みは大きく、いつ崩壊してもおかしくはないという状況となっている。国軍は陸海空の三軍が存在し、それぞれ中学を卒業した国民を男女とも徴兵する。戦前のそれ同様、大半は陸軍に召集され海空軍には志願者や優秀な人間が選抜される。戦時中ということもあり階級は戦功に応じて柔軟に昇級する模様。MF文庫J(メディアファクトリー)より刊行されている。携帯サイト『メディファクモバイル』にて配信中。2010年9月16日に第1話が配信され、以降月刊毎に更新される。
出典:wikipedia
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