R級駆逐艦 (R class Destroyer) はイギリス海軍駆逐艦の艦級。本級は第4次戦時急造艦隊として1940年に建造発注され、船団護衛に従事した。戦後、一部がインド海軍へ引き渡された。第4次戦時緊急計画に基づくR級8隻は、O級の準同型として1941年4月に建造が発令されたが、ノルウェーおよびダンケルク撤退作戦の損傷駆逐艦の修理に各造船所が忙殺され、なかにはローバックのように被爆時の振動で船台から滑落する事故も発生して工程が進捗せず、完成は1942年~43年になった。竣工時からMkII方位盤と連動の285型射撃用レーダーと、290型対空レーダーを装備していたが、ロケットなど4隻はさらに1944年、探照灯台上にラティスタワーを設け、272型水上レーダーを搭載している。本級は戦没艦が無く、戦後3隻をインドに売却。リレントレスなど4隻は1951年~53年タイプ15改造を受けて高速フリゲートに転用された。戦後、独立間もないインドへ売却された3隻はラージプート級駆逐艦とも称された。第三次印パ戦争に参戦の後1970年代後半には全艦退役した。本級の後継として整備されたのがラージプート級駆逐艦である。
出典:wikipedia
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