仁科 貴（にしな たかし、1970年8月21日 - ）は、日本の俳優である。京都府出身。身長170cm。体重64kg。芸能プロダクション「M.M.P」を経て、現在オフィス北野所属。名優・川谷拓三の長男。父方の祖父・川谷庄平は撮影技師で、日本最初の映画スター・尾上松之助の750本の主演映画の撮影監督を務めたことで知られる。祖母の川谷二三子も元女優。母方の祖父である仁科熊彦（紀彦）は『鞍馬天狗』シリーズ、『むっつり右門』シリーズの監督。祖母は映画『浪人街 第一話 美しき獲物』等で知られる岡島艶子（岡嶋艶子）。父・仁科拓三（旧姓・川谷拓三）、母・仁科克子、姉・仁科扶紀はともに俳優。父の母方の叔父は俳優・伊沢一郎。その妻は女優・美川かつみ。1997年、『ピエタ』（ビデオタイトル『大強奪ピエタ』、北川篤也監督）でデビュー。北野武監督、深作健太監督の作品など、映画を中心に活動した。第63回NHK連続テレビ小説「オードリー」（2000年、NHK）に出演するなど役者として順調な滑り出しであったが、2002年に大麻、覚醒剤の所持で逮捕され、執行猶予判決が下り謹慎する。その後2003年に復帰し、田壮壮監督『呉清源〜極みの棋譜〜』（2007年）、北野武監督『アキレスと亀』（2008年）、フローリアン・ガレンベルガー監督『ジョン・ラーベ 〜南京のシンドラー〜』（2009年、公開未定）などに出演をする。

出典:wikipedia