コンヤ県 (トルコ語:Konya il) はトルコ中南部、中央アナトリア地方の県。県都はコンヤ。トルコの中でも最大の県である。人口は99万人のムスリムと8万人のキリスト教徒という構成であり、多くが農業、牧畜を行っている。ベイシェヒル近郊のベイシェヒル湖はトルコで3番目に大きい。古代にはイーコニウムとして知られ、12世紀-13世紀にはセルジューク朝トルコの首都として繁栄した。オスマン帝国時代、コンヤはアナトリア半島の州であり、パンフィリア、ピシディア、フリギア、リュカオニア、キリキア、カッパドキアにまたがる州であった。この州は1864年、古い州であるカラマニア州とアダナ州の西部アダナ、南東アナトリアの一部を再編して作られた。その後さらにアダリア県 (現在のアンタルヤ県) 、ブルドゥル県、ハミドアバド県 (現在のウスパルタ県) 、コンヤ県、ニーデ県の5つ県に分割された。工業は絨毯織りと、綿や絹の織物、鉱工業はクロム、水銀、辰砂、銀含有鉛、岩塩が彫られていた。また麻、綿、布製品、米などの穀物、コーヒー、家畜、塩、鉱物、石油、アヘンも生産されていた。コンヤ県にはトルコ国鉄が横断しており、終点はスミルナ (現在のイズミル県) まで続いていた。2011年に開通したトルコ高速鉄道のアンカラ・コンヤ高速線の開業により、従来10時間以上掛かっていたコンヤからアンカラまでの所要時間が1時間30分となった。将来1時間15分に短縮される計画である。
出典:wikipedia
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