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秋日和

『秋日和』(あきびより)は、小津安二郎監督による1960年製作の日本映画。鎌倉に暮らし里見弴と親しくしていた小津が、里見の原作をもとにシナリオ化した作品で、この趣向は『彼岸花』(1958年)に続いて2本目。長年、多くの小津作品で娘役をつとめてきた原節子が初めて母親役を演じ、端役で登場した岩下志麻は本作で小津に見出されて『秋刀魚の味』のヒロインに抜擢される。ローポジションでカメラを固定して切り返す独特の画面や風景カットの挿入など全編小津スタイルで撮られているが、好んで撮った「父と娘」というテーマではなく、「母と娘」の話になっているところが他作品との違いになっている。いわば『晩春』の父娘を、母娘に置き換えた設定である。母娘が伊香保に旅行する場面の旅館は、大船松竹第三スタジオにつくられた巨大なセットである。(『小津安二郎物語』、p250)伊香保の旅館の場面で修学旅行の生徒たちが歌うのは「山小屋の灯」。亡き友の三輪の七回忌に集まった間宮(佐分利信)、田口(中村伸郎)、平山(北竜二)の三人は、未亡人の秋子(原節子)とその娘アヤ子(司葉子)と談笑するうち、年頃のアヤ子の結婚に話が至る。三人はなんとかアヤ子を結婚させようと動き始めるが、アヤ子は母親が一人になることが気がかりでなかなか結婚に踏み切れない。間宮の紹介で知り合った後藤(佐田啓二)とアヤ子がお似合いだと考えた三人は、アヤ子が嫁ぐ気になるためにはまず母親が再婚することが先と思うがうまくいかず、秋子の再婚相手として話が進んでいると勘違いした平山は一人有頂天になる。その再婚話を誤解したアヤ子は同僚の佐々木百合子(岡田茉莉子)に相談し、憤慨した百合子は間宮らを一堂に会させて散々にやりこめる。彼らの説明を聞いてようやく百合子の誤解も解け、母娘の結婚話が進むことになる。しかし秋子は娘と二人で出かけた旅先で、自分は一人で生きていく決意を伝え、娘の背中を押す。娘の結婚式を終え、アパートに戻った秋子は静かに微笑を浮かべるのだった。

出典:wikipedia

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