防弾(ぼうだん)は、ある物が、銃弾を食い止められること。単純に、硬い材料で厚い壁を作ることでも防弾性は得られ、軍事目的や、犯罪抑止効果を見込む場合は、そのような防弾がなされることもある。例えば、足利義晴が天文19年(1550年)2月に築城した中尾城は、鉄砲玉を防ぐために礫(こいし)を入れた白壁が塗られ、防弾の意識が鉄砲伝来時期から城壁に備えられていたことがわかる。しかし、外見では防弾であることがわかってほしくない場合や、軽さややわらかさ、透明性などが要求される場合には、特殊な材料が用いられる。防弾を意識した鉄盾(防弾盾)の使用は、日本の場合、戦国期より始まり、和本『伊賀路濃知辺(いがじのしるべ)』の記述によれば、天正12年(1584年)、徳川家康が伊賀忍者に尾張の蟹江城攻めで忍び込むよう命じた際、石垣で上から射殺される者が続出したため、「鉄之盾三十枚」を与えたと記されており、攻城戦で用いられた(後述の「実験結果」からも3mm厚あれば防弾できた)。
出典:wikipedia
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