松本 礼児（まつもと れいじ、1943年 - 2011年12月19日）は、日本の作詞家。本名、今福正。長野県松本市出身。長野県松本県ヶ丘高等学校を経て上智大学卒業後、日本航空に入社。1976年、ポニーキャニオンに入社。1988年、「乱れ花」で第21回日本作詩大賞の優秀作品賞を受賞。日本航空時代、国際線のチーフパーサーとして活躍していたが、30代前半、当時ポニーキャニオンの社長とたまたま知り合い、引きぬかれて、1976年ポニーキャニオンに入社。ディレクターを経て、作詞家（主にアイドル歌謡曲・演歌）として活動する。2011年12月19日午前4時40分頃、東京都世田谷区内の自宅玄関先で全身に火傷を負っているところを妻によって発見され、病院に搬送されたが死亡した。焼身自殺の可能性が高いとみられている。満68歳没。当時、日本作詩家協会会長だった湯川れい子によると、松本さんは数年前から体調を崩しており、半年ほど前には結石の手術を受けたものの経過が思わしくなく「痛みが凄かったと聞いている。もともと笑顔の多い人だが最近は浮かない顔をしていることが多かった。物忘れも増え、精神面の落ち込みが激しかった」と振り返っている。

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