盛岡市役所(もりおかしやくしょ)は、日本の地方公共団体である盛岡市の執行機関としての事務を行う施設(役所)である。職員数はおよそ1800人。市役所本庁舎は1963年に竣工。築45年で、耐震診断の結果、建物の強度は基準の半分程度しかないことが明らかになっている。この強度は、震度6強程度の揺れで倒壊する水準である。今後30年以内(2008年当時)に98%の確率で発生する宮城県沖地震の際には、当市の区域にも大きな揺れが到達することが予想されたが、財政的制約から庁舎を建て替える余裕はなく、簡易な補強を実施したうえで「ボロを着てでも心は錦で頑張る」(市長)としている。庁舎に関する逸話として、建設当時の市長山本弥之助が、「庁舎は20階建てぐらいに」と述べたというものがある。しかし、完成した庁舎は8階建て(地下1階)で、別館増築工事を経た今もなお、階数は増えていない。山本は「一局集中ではない体制」を持論とし、市内数箇所への庁舎分立などを構想していたとも言われるが、具体的にどのような構想をもって「超高層庁舎」を提唱したのかは明らかではない。前述のように、本庁舎は手狭なため、市の各部局は、市内数か所に分散して執務を行っている。主要な部署を列挙すると、概ね次のような配置になる。市役所の庁舎は、盛岡市が1992年に都南村と合併した際、盛南地区へ移転することが合意されていた。この背景には、老朽化が進行するうえ手狭な現庁舎の問題点、盛岡市が盛南地区の開発を進めていることなどがあったとされる。しかし2007年、市長の谷藤裕明は、厳しい財政状況を反映して、市役所の移転計画そのものを凍結した。
出典:wikipedia
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