岩手県公会堂(いわてけんこうかいどう)は、岩手県盛岡市にある公共施設。岩手県庁舎の隣に位置している。所有者は岩手県。現在は「学校法人龍澤学館、第一商事株式会社、株式会社IBC開発センター、株式会社総合企画新和」が管理している。1927年開館。設計は、大隈講堂や日比谷公会堂の設計で有名な建築家・佐藤功一が担当した。当初は岩手県議会議事堂の機能を持っており、当時としては高層の建築物で、塔屋からは盛岡の町が見渡せたという。塔屋を除き2階建て。大小16の会議室、大ホール、ギャラリーなどで構成される。大ホールは、盛岡文士劇(中止前)など、演劇上演や音楽公演用のホールとして親しまれた。創建後80年を経過し、大規模な補修も行われなかったことから老朽化は否めず、存廃が議論された時期もあった。大きな補修、改築を経ていないため、県議会議事堂当時の装飾・施設などが残されている。フランス料理レストラン「公会堂多賀」が開館当初から入居している。新渡戸稲造が帰郷時に利用していたことで有名で、ブイヤベースから始まる、新渡戸が食したメニューを提供している。2006年10月18日、国の登録有形文化財になる。2009年、塔屋の耐震工事、大ホール及び21号室の改修・復元工事を行う。
出典:wikipedia
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