伝承歌劇団-エウロパの軌跡-(でんしょうかげきだん-エウロパのきせき-)は日本のロックバンドである。通称「伝承歌劇団」、「伝承」、「エウロパ」等。ライブまた各作品に必ずテーマ・物語があり、その物語の流れに沿い楽曲とストーリーテラーの語りによって独自の音楽世界を盛り上げる。その独特なバンドスタイルから「ドラマチック・エンターテイメント・バンド」と称されることもある。メンバー仲が非常に良く、現在でもライブイベントの内容によっては歴代のメンバーが度々ゲストに登場することもある。1995年に結成。この世の全ての出来事が納められているという幻の天体「聖天球エウロパ」より啓示を受けた精鋭により構成されたとして、様々な物語をドラマチックな音楽にのせて熱いステージを魅せるバンドである。メンバーは全員仮面で素顔を隠しているというのが特徴の一つである。リーダーである声楽士Dahnaがラジオで語った『仮面をつけている理由』が、「ぼくらのステージは、お客様に夢を見てもらう場所だ。ファンタジーな世界や様々な世界を繰り広げる人間が、観ているお客様と変わらぬ姿でステージに出てきて何をしてもお客様は現実に戻ってしまうと思う。少しでも観ている人達が楽しんで世界に入り込めるように、我々は仮面をつけきらびやかな恰好をしているんだ」というものだった。次に上げられる特徴はそのライブスタイルであろう。ライブ等で語られる物語は「語り部」という独自のセクションにより語られ、声楽士と称されるボーカルとは別に「語る専門」のメンバーによって伝えられるスタイル。そしてそれが固定メンバーであるということは、これまで数々あったコンセプト・バンドの中には見られなかった新たなパターンである。物語に沿って演奏、また、歌い上げられる楽曲の数々は、その独自のステージのためにジャンルを問わず作り上げられている。声楽士の歌い上げる歌ものもさることながら、語り部が物語を語る間に流れるBGMも楽器隊が生で演奏する。1ステージ中に演奏(歌あり、無し含め)される楽曲は通常形式のバンドに比べて単純に倍と考えられる。もちろん、ライブのみならず、彼等の音源等も同じ形式で作られている。一番の大きな特徴は語り部の存在と、バンドの正式メンバーとして脚本家を有しているところだ。特に、劇団などではなくロックバンドの専属脚本家というのは類をみない特出した存在である。脚本家であるYUKKAはステージに登場することはないものの、声楽士Dahnaと共に結成時からのメンバーとして長くこのバンドを支えている存在。脚本家としてだけではなく、CGグラフィック、音楽演出他でも活躍する総合クリエイターでもある。伝承歌劇団作品のデザイン関係も彼女もしくは彼女の指揮の元に様々なクリエイターが集まり制作されるという。また、彼女の公式ブログではバンド関係だけでなく、多くの音楽、アニメ、ゲーム、文学作品等について語られ、かなりのマニアぶりをジャンルを問わずにみせている。(本人はブログ内でマニアではないと常に否定)語り部Algosはステージで物語を伝える他にアクションもこなし、同名で声優・役者としても活動。声楽士Dahnaは、ボーカルのみならず、作曲家として外部への楽曲提供もしている。
出典:wikipedia
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