『ヨスガノソラ』("In solitude, where we are least alone." 縁の空)は、2008年12月5日にCUFFSの姉妹ブランド、Sphereより発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを元にした漫画・アニメ作品である。山奥の田舎町へ妹と2人で移り住んだ主人公が、妹やヒロインたちと共に不器用な恋愛を展開する物語である。CUFFSの姉妹ブランド・Sphereのデビュー作。本作の企画がCUFFSでは制作が難しかったため、企画と共に新ブランドを立ち上げた。シナリオ担当の太刀風雪路は、タイトル「ヨスガノソラ」について、「どこでもどんな時でも変わらずそこにある空のように、人と人との関係もそうありたい」という願いや憧れを込めたと語っている。漢字では「縁の空」だが、音の響きを重視してカタカナとした。作品のテーマとしては、素直で優しすぎるために自分の気持ちを押し殺してしまう、あるいは素直でない姿を周囲に当たり前と思われてしまって本心が伝えられない、といった「意志の疎通の難しさ」を表現している。2010年10月29日には、本編の通常版パッケージが発売された。2009年9月25日に発売されたファンディスク。本編で人気だった妹ヒロイン・穹のアフターストーリー、本編でサブキャラクターだったやひろと梢のショートストーリー、音声コンテンツ、壁紙ファイルなどを収録する。本編でやひろと梢が人気だったため、彼女たちを中心としてファンディスクの企画が立てられた。「縁(ヨスガ)で繋がれた思いが広がっていく」という意味で、タイトルを「ハルカナソラ」とした。「萌えゲーアワード2010」で、ファンディスク部門の銀賞を受賞した。(出典:)不慮の事故で両親を亡くした双子の兄妹の春日野 悠と春日野 穹は、それまで住んでいた都会から離れた山里にある奥木染町(おくこそめちょう)へ移り住み、かつてその地で医者を営んでいた亡き父方の祖父母の家で、兄妹2人の生活を始めることとなった。以前遊びに訪れた際に知り合った依媛 奈緒や天女目 瑛との再会、新たな友人たちとの出会い、そして手の掛かる妹との生活。穏やかな時間の中で、やがて悠は自分の本当に大切な存在に気付いていく。(出典:)担当声優はゲーム版 / テレビアニメ版の順。物語の舞台である奥木染町は、本作のキャラクターデザインを務めた橋本タカシの親戚が住んでいた集落をモデルとしたことが明かされている。具体的には栃木県足利市樺崎町周辺の風景がモデルと言われており、作中に登場する神社は樺崎八幡宮に似ていることが指摘されている。作中における主な設定としては、バスは一日二本、電車は隣町の穂見町(ほずみちょう)の駅から乗らなければならない。携帯電話の普及率も低く、作中でも携帯電話を所持している学生は悠・穹・一葉の三人しかいない。コンビニは車で30分掛かる県道の方にあるのみで、そこよりマシな場所、駅の先にある街道沿いに八百屋を大きくしたようなスーパーが一軒だけある。また、週に二回移動販売車「スーパー・タカノ」が広場にやって来ており、悠や穹はそれを利用することも多い。また、奥木染周辺では回転寿司チェーン店「らっぱ寿司」が有名で、穂見駅の看板で広告されている他、隣町のアーケード街にらっぱ寿司のチェーン店があり、そのテーマソングは瑛のお気に入りでもある。。毎年夏になると叉依姫神社で夏祭りがあり、巫女である瑛は神楽舞を舞うことになる。叉依姫神社の奥宮には「始まりの場所」と呼ばれる湖があり、「死ぬ前に戻ればもう一度生まれ変わって人生をやり直せる」という言い伝えがある。また、アニメ版のみの設定として悠たちが通う穂見学園は昔は家政系の女子高であり、そのため女子の制服は伝統的にボタン付けは自分ですることになっている。テレビアニメ版の放送開始と前後し、奥木染町のモデルとされる足利市にはファンが舞台探訪に訪れるようになったため、住民の一部からは本作を地域おこしに結びつけようという意見もあったという。一方、本作が性描写を伴う内容であることから、テレビアニメ版の関係者からはそうした動きに難色を示す意見も出されるなど、慎重論も寄せられた。こうした中、2010年10月17日に樺崎八幡宮で行われた秋季例祭では、本作のスタッフにより、地域住民向けの紹介展示やロケ地の紹介などが行われている。2010年5月にテレビアニメ化が発表され、2010年10月よりAT-X・BS11・TOKYO MXにて放送された。全12話。AT-Xの視聴年齢制限枠での放送のため、TOKYO MXやBS11では一部の性的なシーンに修正が加えられた。なお、TOKYO MXやBS11ではスターチャイルドの1社提供番組となっていた。シリーズ構成の荒川稔久によれば、作品舞台である田舎の情景を意識して作品に取り入れている。また原作には無い「携帯の電波がほとんど届かない地域」という設定により、簡単に物事が進まない不便さが作中の人間関係に微妙な影響を与えている。監督の高橋丈夫によれば、全12話の物語で分岐型のPCゲームを再現する意図から、1人のヒロインのエピソードを描いた後、分岐時点に戻って次のヒロインを描く構成とし、シリーズ全体の流れに沿ってヒロインの並び順や各テーマを配置している。各話に初佳が主人公のおまけ短編が付属している。なお、DVDとBDでは収録構成が違っており、DVDではテレビ放送順に収録されているが、BDではユーザーが好きなヒロインのソフトを選択できるように各ヒロインごとに収録されている。本放送中は、テレビアニメ版公式サイトとの連動企画が行われていた。本放送中に表示されるパスワードを公式サイトのダウンロードページで入力することにより、様々なデジタルコンテンツが配布される。各回、AT-Xの初回放送直後から次の初回放送開始直前までの配信となっているが、第1話と第2話の分に関してはパスワードのテロップが見え辛かったため、2010年10月26日午前0時から同年11月1日午後11時29分まではパスワードなしでダウンロードできるよう、代替措置が取られた。(出典:)サブタイトルは、上段が本編、下段がおまけパートのもの。各話についているアルファベットと数字はルート話数を表す。また、サブタイトルには本編とおまけに共通する法則として、その回のキーパーソンの名前が何らかの形で含まれている。
出典:wikipedia
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