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オーロラビジョン

オーロラビジョン("Aurora Vision")は三菱電機株式会社が製造している大型映像装置。世界各国では「Diamond Vision」(ダイアモンドビジョン)の名称で販売されている。屋外にある大型ディスプレイの代表格で、時に大型映像装置を指す普通名詞としても用いられる。CRTまたはLEDを表示素子に採用している。三菱電機は1970年代、中央研究所に「情報交換会」を創設した。当時の情報交換会で巨大ディスプレイのアイデアを出し、実現したのが「オーロラビジョン」である。NPB球団のオーナーから「大差で負けている時に、観客を帰らせない方法を考えて欲しい」という情報が入ってきた。そこで情報交換会でブレインストーミングを行ったところ「以前のファインプレーのビデオを観客に見せてはどうか」というアイデアが出た。しかし、ディスプレイをどこに置くが問題となった。当時においては個人用のディスプレイがないため、これを外野席に置くしかなかったが、観客に選手の顔を判別させるには、最低でも8m×10mの大きさが必要となる。しかしブラウン管でこれを実現すると奥行きが10m以上となり非現実的である。そこで再びブレインストーミングを行なったところ、テレビを拡大すると赤、緑、青の点が並んでいることから、「小さな赤、緑、青色の3種類のブラウン管を作り、それを数万個並べる」方式が浮上し、開発に結びついた。本装置は映像装置でありながら、同社の映像装置事業を手がける京都製作所ではなく、長崎製作所で開発・製造されている。これは1978年の第2次オイルショックで造船需要が低迷したことで、当時船舶向け大型重電機器を製造していた長崎製作所のエンジニアが、船舶機器に代わる製品として開発したという経緯によるものである。第1号は世界初のフルカラー大型映像装置として、1980年に米ドジャー・スタジアムに設置された。こけら落としは同年7月8日に同スタジアムで初めて開催されたオールスターゲームであった。10億円を超える高価な装置であったが、同スタジアムを本拠とするロサンゼルス・ドジャースはこの最新鋭の装置を最大限に活用。現在も見られるオーロラビジョンとエレクトーン演奏の連動による拍手やウェーブなどの演出を生み出した。翌1981年にドジャースが16年ぶりのワールドシリーズ優勝を果たしたことから、全米の大リーグ球団本拠地に次々と同装置が設置されるきっかけとなった。日本でも1981年に後楽園球場に第1号が設置され、その後全国のスポーツ施設を中心に設置が進んでいった。また、日本においてオーロラビジョンが大型映像装置の代名詞となったのは、『アメリカ横断ウルトラクイズ』において、国内第1次予選(後楽園球場または東京ドーム)の○×クイズで司会の福留功男が正解発表の際に「答えはオーロラビジョンが知っている!!」と言ったことが影響したとも言われる。2006年現在、同社の大型映像装置は全てLED方式を用いている。オーロラビジョンを細長くした形状の映像装置。文字情報や図形・写真などを、オーロラビジョン同様フルカラーで放映できる。256色の表現が可能な表示装置として、従来方式とは全く異なる表示方式のオーロラビジョンR-STAYと呼ばれる製品も販売された。電力を消費するのは表示切替時のみで、表示後は無電源の状態でも最長約半年間表示が持続する(ただし、夜間は照明を別途用意する必要がある)。また、LEDなどを用いたものに比べ、かなり高精細に表示することができる。しかし「反射型表示デバイス」と銘打って販売されていたものの、他にこれといったセールスが無かった為に新規生産は早々と打ち切られた。当初から交通関連の情報案内表示や広告媒体などへの採用を見込んで販売されていたが、実際には名古屋鉄道が列車の行先表示器に採用した程度である。

出典:wikipedia

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