輝北町（きほくちょう）は、鹿児島県大隅半島北西部にあった町である。曽於郡に属していた。星空日本一の町で、その自然環境を活かした街づくりを目指していた。2006年1月1日に鹿屋市・串良町・吾平町と合併（新設合併）し、新鹿屋市の一部となった。合併後4年間（2009年まで）は鹿屋市の地域自治区「輝北町」として、2010年以降は旧輝北町域の大字に冠する地名（例：鹿屋市輝北町上百引）として残置されている。大隅半島のほぼ北西部に位置しており、東西11.0km、南北10.5kmに及ぶ。海抜200 - 560mに位置する。西部には高隈山地が連なり、南北を国道504号が貫く。2010年以降は「輝北町」を冠している。鹿屋市などとの合併の経緯については鹿屋市#平成の大合併を参照。1950年代の「昭和の大合併」の際に鹿児島県が提示した合併案は以下の通りであった。ところが野方村は分村の上大崎町と有明町（現在の志布志市）、大隅町（現在の曽於市）に編入。高隈村も鹿屋市に編入されたため、残った2村で合併協議を進めた。町名の由来は中国の馬産地「驥北」から。「驥」は常用漢字でないため、大隅半島の北に輝く町を目指すとして「輝北」と名づけられた。合併後の2011年4月に町内小学校・中学校を1校に統合し、市成中学校敷地に輝北中学校、百引小学校敷地に輝北小学校がそれぞれ開校された。岳野小学校は1990年より休校し、2011年に閉校。該当地域の児童は百引小学校に通学していた。一般国道の国道504号が縦断する。

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