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松島タワー

松島タワー(まつしまタワー)は、かつて宮城県松島町にあった展望塔。1964年(昭和39年)完成、2002年(平成14年)解体。観光旅館「松島温泉ヘルスセンター」(後のホテル壮観)の付随施設として、磯崎漁港に隣接した位置に日本三景・松島の景観を展望する目的で建設された。建設の認可に関して、国会で審議されるほどの問題を起こしながらも1964年(昭和39年)に完成。高さは64m。白色の円柱状塔部の上に、赤色に塗装された展望台部があり、2本の補助支柱が北側にだけ設置されていた。周囲に高層建築物などは全く無く、展望台からの眺望は良好なものであった。地上からエレベーターで2層に分かれた展望フロアに上がる仕組みだが、閉鎖する頃には下層は解放していなかった。閉鎖頃の入場料は大人400円。その目立つ姿から、日本海側から航空自衛隊・松島基地に帰投する自衛隊機の航路目標物としても使用されたが、1971年(昭和46年)7月30日の全日空機雫石衝突事故を機に使用されなくなったという逸話もある。高度経済成長の岩戸景気(1958年6月 - 1961年12月)に、松島観光開発が運営する「松島温泉ヘルスセンター」の隣接地において、同社が当タワーの建設を開始した。特別名勝・松島内には建築物に対する様々な制限があるのだが、当タワーは文化財保護委員会の認可なしで建設着手されたため、文化財保護法第八十条および建築基準法に違反するとして同委員会が建設不許可との決定を下し、工事中止命令を出した。さらに県当局も加わり、再三の工事中止命令がなされたものの、建設は続行された。この問題は国会でも審議され、文化財保護委員会で聴聞会も開かれるなど様々な波紋を広げた。その後、開発業者の松島観光開発は、宮城県に進出してきた東武鉄道の系列となる。そして、当タワーも当初計画した高さ90mを約2/3の64mに低減して建設され、1964年(昭和39年)に開業に漕ぎ付けた(のちに携帯電話のアンテナが付加され、最高部の高さは67.3mになったとされる)。東武グループは松島や仙台市など宮城県での観光事業を拡大し、東武鉄道も出資する東北急行バスにより、東京から松島ヘルスセンターまで直通バス路線を運行して集客に当たった。また、松島温泉ヘルスセンターを廃止して「ホテル壮観」を設置するなどした。しかし、観光資源としての展望塔の地位の低下、施設の老朽化などにより、2002年(平成14年)に閉鎖・解体された。※東武グループの宮城県での開発事業も含めて記載した。

出典:wikipedia

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