伴 久美子（ばん くみこ、1942年（昭和17年）4月10日 - 1986年（昭和61年）5月10日）は昭和期の童謡歌手。東京都荒川区出身。幼少期からアマリリス児童合唱団に入り、小学校三年生の時、NHK「子どものど自慢」に1位入賞。たまたま、その時の歌唱を聞いていた佐々木すぐるの目に留まり、コロムビア専属童謡歌手となる。半年後突然声が出なくなるという不幸に見舞われるが、発声法や呼吸法を改善しレッスンを続けた結果完治し、歌手に復帰。サトウハチロー、中田喜直などが曲を提供し、「猫踏んじゃった」、「ナコちゃん」、「めんこい仔馬」、「べこの子うしの子」、「わらいかわせみに話すなよ」などたくさんのヒット曲を吹き込む。童謡歌手引退後、家業の時計メーカーを継ぎ、専務取締役として過ごした。1986年（昭和61年）5月10日、脊髄腫瘍により44歳の若さで死去。

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