ポップス描写曲『メイン・ストリートで』（ポップスびょうしゃきょく メイン・ストリートで）は、岩井直溥が作曲した1976年度全日本吹奏楽コンクール課題曲。ある街のメインストリート（大通り）の一日の様子を表した曲である。夜明け〜朝〜昼〜夜という場面展開がある。メインストリートの元となったのは、岩井が作曲当時住んでいた中野駅近くにあるブロードウェイ商店街だそうである。ポップスにしては、派手ではなく、落ち着いた感じのポップスである。編成にはエレキベースやドラムセットが入っている。最初はゆっくりとした、落ち着いたテンポでメロディーが歌われる。その次にドラムセットなどが加わったゆっくりとしたポップスになる。そして、テンポは速くなり、速いポップスとなる。クラクションの音をトランペットで表現するなどメイン・ストリートの様子を音で表したものもある。再び、テンポはゆっくりとして、曲が終わる。

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