エンターブレイン("ENTERBRAIN")は、日本の出版社・KADOKAWAのブランドの一つ。エンターテインメント関連の雑誌・書籍の制作、ゲーム市場調査等を手掛けている。本項では、前身であるKADOKAWA エンターブレインブランドカンパニー及びブランドカンパニー化以前の株式会社エンターブレインについても解説する。西和彦が設立した旧株式会社アスキー(後の株式会社メディアリーヴス)の一部門であったエンターテインメント系の編集部が集まっていた第二編集統括本部が前身にあたる。ロゴは赤字のe! のマークである。社名の由来は「エンターテイメントのブレインになる」から。2007年(平成19年)9月27日に角川グループホールディングス(角川GHD、現:KADOKAWA)がグループ傘下の株式会社アスキー(新社)と株式会社メディアワークスの合併協議を開始すると発表、2008年(平成20年)4月1日にメディアワークスがアスキー(新社)を吸収合併し株式会社アスキー・メディアワークスとなった。また、2010年(平成22年)10月1日にエンターブレインがメディアリーヴス(旧アスキー)を吸収合併した。これにより、会社の発祥である株式会社アスキーは名実ともに消滅した。株式会社角川マガジンズ(初代)は、2007年(平成19年)1月に株式会社角川書店(2代目、後に角川グループパブリッシング)から雑誌事業部を分割して設立された。同時に角川GHDから株式会社角川マガジングループが分割・設立され、株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズと共に同社の傘下となった。これに伴い、設立当初は他の角川グループの出版社の営業・注文受託は角川グループパブリッシングが窓口になっているのに対して角川マガジンズは角川・エス・エス・コミュニケーションズが窓口となっていたが、後に両社とも角川グループパブリッシングに窓口が一本化されている。角川書店時代から引き継いだ『CD&DLでーた』『DVDでーた』を発行しており、これに関連した芸能・テレビ・映画・タレント関係の書籍に強みを持つと共に趣味・実用・料理・文芸など様々な書籍を発行していたが、2011年(平成23年)3月1日にエンターブレインへ吸収合併され、同社が発行していた書籍・雑誌(角川SSC新書を除く)はエンターブレインより刊行されることになった。なお、KADOKAWAのブランドの一つである角川マガジンズの前身となった同名の株式会社角川マガジンズ(2代目)は、前述の角川マガジングループを前身とする株式会社角川マーケティングが2011年7月1日に社名を変更して新たに発足した、初代法人とは直接の繋がりを持たない全く別の企業である。主に旧アスキー時代からの作品を発売していた。2011年以降、エンターブレインが企画・制作・著作するコンシューマー及びPC向けタイトルの発売元が角川ゲームスとなる。ただし、2015年12月発売の『RPGツクールMV』はスパイク・チュンソフトが発売元となる。一方、スマートフォン向けはKADOKAWAとして直接提供している。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。