留別村(るべつむら)は、北海道根室振興局択捉郡に属する村。村名の由来は、アイヌ語のル・ペッ(道・川)からで、日本で最も面積の広い村である。当該地域の領有権に関する詳細は千島列島及び北方領土問題の項目を、現状に関してはサハリン州#クリル管区、択捉島#ソ連崩壊後の択捉島の項目を参照のこと。択捉島の南西側、ほぼ半分を占め、国後水道をはさんで国後島の安渡移矢岬とは約20kmの距離。地勢は平野部が多く、湖沼も発達している。また萌消湾と単冠湾、ポロノツ鼻(大岬)や野斗路岬などの地形から、天然の良港に多く恵まれている。中心集落の留別は留別本村とも呼ばれ、漁業の中心地として、また島の両岸を結ぶ交通の要所として発展した。一方、冬季に流氷で閉ざされる留別港を補う形で、南岸の単冠湾に面する年萌も発展し、さらに天寧には海軍飛行場が建設されるなど、昭和期には択捉島産業の中心となり、紗那を越え人口も増加を続けた。島の北西岸(西前)と、南東岸(東前)で産物が違い、主に西が漁業、東が採藻業。冷蔵装置を積んだ冷蔵船が沿岸を巡回し、定置網の漁獲を回収して根室へ出荷された。(1945年(昭和20年)8月15日現在)ソ連占領後の留別は、ロシア名クイビシェフ())村、内保はドブロエ()村となったが、現在は廃村。旧天寧飛行場(ブレヴェスニク空港)のある天寧のみがブレヴェスニク()村として残っており、1992年の人口は、6,500人。
出典:wikipedia
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