『パンゲアの娘 KUNIE』(パンゲアのむすめ クニエ)はゆうきまさみによるSFファンタジー漫画作品。作者公式サイトではトロピカルコメディーと表現している。『週刊少年サンデー (WS) 』誌上において、2001年(平成13年)21・22合併号から2002年(平成14年)30号まで連載。ゆうきの連載作品としては『じゃじゃ馬グルーミン★UP! 』の次作にあたり、『WS』誌上において4作目となる長期連載作品であり、長年活動の場としてきた『WS』で連載された最後の作品。単行本は少年サンデーコミックスより全5巻。現代の日本と架空の南国カラバオを舞台にごく普通の小学生・日向陽(ひなた あきら)を主人公とし、南国カラバオから突如お嫁さんとして訪れた少女・クニエと彼女が持参した卵から孵化した首長竜が引き起こした騒動、そして同時期にカラバオ沖に突如現れた謎の杭の謎を描くSFファンタジー作品。ゆうきの予定よりもかなり早い段階で終了させる事となった打ち切り作品であり、「ゆうき作品の中で唯一、不完全燃焼の色がある作品」と評されている。このため多くの伏線が未消化のままで終了しており、後のインタビューでゆうきはこうした伏線に対し「あと2巻か3巻できれいに終われたのに」と発言している。ゆうきは本作の失敗を契機として長年活動の場としてきた『WS』を離れ、次作となるリメイク版『鉄腕バーディー』では『週刊ヤングサンデー』へと掲載誌を移している。30年前に消息を絶っていた祖父・洋一郎が南国カラバオで発見されてから少し後、ごく普通の小学生・日向陽の元に突如カラバオから嫁として少女・クニエが訪れてくる。そして彼女が持ってきた謎の卵から首長竜リンガナエが孵化するが、母がトカゲが苦手なために、パフと名付けられたその首長竜は密かに育てることとなった。一方カラバオでは沖に謎の杭が現れ、アメリカ軍が調査に乗り出していた。ヌバトワの巫女である高祖母の占いによって訪日したクニエであったが、再度の占いによって陽共々帰国する様にとの連絡を受ける。カラバオ政府からの正式な招待も受けた陽は、成長したために海へと放したパフとの再会を誓い、友人共々夏休みを利用してカラバオを訪れることとする。途中船が難破するもどうにか全員が島に漂着し、しばしの時をカラバオを過ごす。米軍が杭の処分を謀り攻撃を仕掛けると世界中で天変地異が起こり、杭は島へと変貌した。クニエの高祖母のお告げにより、島へと向かった陽は事の全容を知る事となった。この他、UMA研究家の結城としてゆうきまさみ本人が登場している。
出典:wikipedia
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