半透明雲(はんとうめいうん, translucidus)とは、空を広範囲に覆ってしまう雲の中でも、太陽や月の位置がわかる程度の厚さの雲のこと。高層雲、高積雲、層積雲、層雲に現れ、雲の透明度による分類である変種の1つ。逆に太陽や月の位置が分からないほど厚い雲のときは、これを不透明雲と呼ぶ。学術名"translucidus"は、ラテン語で「半透明の」という意味があり、これに因んで名付けられた。半透明か不透明かの判断基準は、「太陽や月の輪郭が判別できるかどうか」の他に、「太陽や月の光でできた物体の影の輪郭が判別できるかどうか」といったものがある。空を覆う雲の厚さや雲の中の雲粒の密度、雲粒の大きさなどで雲の透明度が変わる。半透明雲は不透明雲よりも薄く、密度が小さい傾向にある。観天望気としては、半透明雲は天候が崩れて雨が降り出す数日~数時間前に出現することが多い。不透明雲に比べて、半透明雲のほうが雨から遠いと考えられる。また、高層雲や高積雲の場合、半透明雲が空を覆っても、曇りとなるだけで雨がやってこない場合も多い。高層雲は大抵の場合、半透明雲になる。
出典:wikipedia
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