ロブ・ウォーカー・レーシング・チーム(Rob Walker Racing Team)は、1953年から1972年までF1に参戦していたレーシングチーム。コンストラクターではなく、クーパー、ロータス、ブラバムなどのシャーシを購入して参戦したプライベーターチームである。ウィスキーメーカーとして有名なジョニー・ウォーカーの創設者の末裔であるロブ・ウォーカーが設立。1953年にコンノートのシャーシを購入して参戦を開始。1956年は参戦しなかったが、1957年からはクーパー中心の参戦にスイッチし、スターリング・モスを擁してしばしばワークスチームを打ち負かした。特に1958年アルゼンチンGPではチームとして初の優勝をスターリング・モスのドライブで手にしたが、これはミッドシップエンジン搭載車として初めての優勝でもあった。しかし、モスは1962年シーズン開幕前に事故で引退を余儀なくされてしまった。その後、ヨアキム・ボニエやジョー・シフェールを擁して戦った。1968年にはシフェールがロータス49Bを駆って優勝を飾ったが、これがチームの、そしてプライベーターの最後の優勝となる。1971年から1972年にかけてはサーティースのシャーシを購入して出走したが数度入賞するにとどまり、表彰台を獲得することはできなかった。幾度か共同オーナーを持ちチーム名が変化している。そのため、「R.R.C.ウォーカー」、「ロブ・ウォーカー」、「ウォーカー/ジャックダルシャー」、「ブルックボンド/ウォーカー」といった様々なチーム名を名乗っていた。
出典:wikipedia
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