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ボフォース57mm砲

ボフォース 57mm砲は、ボフォース社が開発した対艦・対空両用の艦砲。優れた速射能力・追随能力を備え、 各国で使用されてきたほか、最新バージョンは、アメリカ海軍および沿岸警備隊の艦船に大量採用されている。ボフォース 57mm砲は元来、スウェーデン海軍より高速魚雷艇に搭載する両用砲としての要求を受けて、1964年より開発を開始したものである。従来は40mm砲を使用していたが、航空機の高速化に対し、これでは威力不足であると考えられた。一方、中口径砲として広く用いられていた3インチ砲では、重量が過大すぎた。このことから、ボフォース社は従来の40mm砲をベースにした57mm砲の新規開発を決定した。最初に開発されたMk 1(SAK/L70)は、1966年にスウェーデン海軍に制式採用された。本砲は砲室内に人員の配置を要する有人砲で、砲手1名、装填手2名が配置されている。また、下部の弾薬庫には給弾手2名が配置されており、弾薬庫から揚弾筒への給弾、揚弾筒から砲室内の即応準備ラックへの給弾、即応準備ラックから砲尾弾倉への装填はすべて人力で行われる。弾薬庫の給弾手は、2発ずつクリップに止められた砲弾を揚弾筒に給弾する。揚弾筒は2本あり、給弾された砲弾は砲室内、砲の尾部左右に配置された揚弾口から取り出され、砲室内の即応準備弾ラックに収納される。即応準備弾ラックは左右に2基ずつ、計4基があり、計32発を収納できる。従って、即応準備弾は128発である。砲の尾部には大型の箱型弾倉が設置されており、左右に配置された装填手は、2発ずつのクリップをラックから取り出し、水平状態で弾倉上部より装填する。砲室は強化プラスチック製の箱型で、側部には2インチ対潜ロケットの発射レールが装備されている。砲弾は、対空用の近接信管弾と、対水上用の遅発信管弾があるが、いずれも57x438mm(砲弾全長は570mm)、重量は5.9キログラムである。本砲の初の搭載例は、スウェーデン海軍のスピカI級高速魚雷艇であった。従来の魚雷艇の搭載する砲は40mm砲までであったが、スウェーデン海軍は、魚雷艇を砲艇としても運用するというコンセプトのもと、備砲の大型化を決定していた。また、優秀な運用成績から続くスピカII級、ヒュージン級にも搭載されたほか、海外にも輸出され、生産数は80基に達した。Mk 1の成功を踏まえ、ボフォース社はこれを改良し、高性能化を図ることにした。その開発の主眼は、砲室内の完全無人化と、砲弾の改良による射程延伸と撃破効果の向上に置かれた。その開発は1982年に完了し、70口径57mm砲Mk 2として発表された。本砲は砲塔が無人化された完全自動砲で、これにより、砲塔は大幅に小型化できた。弾薬庫内に2名の給弾手が配置され、2発ずつを2本の揚弾筒に給弾するところまでは同じだが、砲塔内の機構は完全に自動化されている。揚弾筒により砲室内に給弾された砲弾は、自動的に40度の装填角に押し上げられ、箱型弾倉に20発装填される。本砲はこの20発弾倉を左右の揚弾筒につきそれぞれ3個有しており、120発の即応準備弾を有することになる。また、給弾が2系統で行われることになるので、2種類の異なった弾種の砲弾を並行して射撃することができる。この機構により、本砲は220発/分の発射速度を実現した。Mk 3は、砲の作動メカニズムはMk 2のものを流用しつつ、ボフォース社の画期的新砲弾である3P弾など新しいテクノロジーに対応するように改良したものである。また、Mk 2と同様の通常型低体積砲塔に加え、新型のステルス砲塔も開発された。これは、射撃しないときには砲身に俯角をかけて砲塔内に格納するという思い切った手法によりステルス性を確保するものである。アメリカ海軍の沿海域戦闘艦やアメリカ沿岸警備隊のバーソルフ級カッターにおいて、Mk.110 CIGS(Close-In Gun System)として採用されており、アメリカ海軍の新しい標準的な中口径砲として、近距離での対空・対水上戦闘に用いられることが予想される。ただし、ズムウォルト級ミサイル駆逐艦への搭載は中止されている。ビデオ

出典:wikipedia

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