テスプロティア県( / )は、ギリシャ共和国のイピロス地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。県都はイグメニツァ。イピロス地方の北西部に位置する行政区である。県都イグメニツァは、州都ヨアニナから西南西へ約53km、首都アテネから西北へ約350km、プレヴェザの西北約74km、の距離にある。西にイオニア海に面し、北にアルバニアと国境を接する。県の東はヨアニナ県、南はプレヴェザ県とそれぞれ接している。テスプロティア県は山がちな土地が多く、農地は主に谷に見られる。また、ティアミス川とアヘロン川が県内を通っている。テスプロティア県の海岸部は地中海性気候である。県の東部および高地部では、冬が寒い高山気候がやや見られる。テスプロティア県は、以下の自治体(ディモス、市)から構成される。人口は2001年国勢調査時点。カリクラティス改革(2011年1月施行)以前の広域自治体(ノモス)としてのテスプロティア県()は、以下の基礎自治体(ディモスとキノティタ)から構成されていた。改革後、旧自治体は新自治体(ディモス)を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。下表の番号は右図と対応している。「旧自治体」欄で※印を付したものはキノティタ、それ以外はディモス。「政庁所在地」欄で太字になっているものは、新自治体の政庁所在地となったものを示す。県には、以下の郡(エパルヒア)があったが、2006年以降法的な位置づけは行われていない。1996年にエグナティア高速道路の建設が始まり、2004年に開通し、イオニア海とテッサロニキが結ばれた。県内の道路には、他に国道6号線と19号線が通っている。また、イグメニツァ港からはケルキラ島やパクシ諸島へのフェリーが運航されている。
出典:wikipedia
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