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暴れん坊天狗

『暴れん坊天狗』(あばれんぼうてんぐ)とは1990年12月14日に日本で発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロール型シューティングゲームである。ライブプランニングが開発、販売はメルダック。1991年1月には主人公を落ち武者の生首に変えた『Zombie Nation』がアメリカで発売された。開発中の他候補のタイトルは「キング・デング・ポンチ」だった。最終的には社長の一存でこのタイトルに決定。キャッチコピーは「エキサイテング」。『源平討魔伝』(1986年)を開発した源平プロの一員でもある中潟憲雄がディレクター兼サウンドコンポーザーとして開発に関わった。「邪悪な生命体の攻撃によって滅亡の危機に瀕したアメリカ合衆国を日本から飛来した天狗の面が救う」という奇想天外なコンセプトの元、アメリカの都市を破壊しまくったり、邪悪な生命体の手によって改造された自由の女神や半裸のマッチョ老人、移動する原子力発電所等と戦ったりするゲームである。なお、エンディングはアメリカを称えているようなものになっている。キャッチコピーにもあるとおり建物などあらゆるものを破壊する爽快感あふれるシューティングを謳っており特殊な世界観を感じさせるグラフィックや秀逸なBGMなど演出面のクオリティは高い。しかし、等の不親切とも捉えられる個性的なゲームシステムのためにゲームをクリアすることは非常に困難である。発売当初はあまり話題を集めず、売上も数万本である。しかし、ファミコン通信で「変なゲーム」として紹介されカルトな人気を集めた。また後年、書籍やウェブサイトなどでバカゲー・クソゲーとして紹介される事が多くなり結果として知名度を飛躍させた。コンティニュー回数は有限で、初期状態で6回。ラウンドをクリアすると1回増える。最高9回まで。パワーアップとライフ回復は独立したシステムである。ラウンド1〜4はどこからでも開始できる。ラウンド4クリア後はラウンド1となる。全てのラウンドをクリアするとラウンド5(最終面)である。ストーリーや企画はナムコのアクションゲーム『超絶倫人ベラボーマン』(1988年)の敵キャラ・ベンジャミン大久保彦左衛門のモデルにもなった大久保高嶺によるものである。当時中潟の元にヘヴィメタルバンドをやっていたアルバイトの大久保がおり、当初は音楽のみ製作させていたが、そのうちに「絵を描きたい、企画もやりたい」と言いだし、書いてきた企画書が本作のプロットとなったという。。大久保が書いてきた元々のストーリーは、平将門の首塚から飛び出した落ち武者の生首がアメリカに復讐するという設定であり、エンディングに平家の氏神である厳島神社が登場するのはその名残とみられる。中潟はこの企画は通らないと思っていたが、当時の社長がこの企画を気に入り、任天堂に企画を提出する事となった。しかし、当時の任天堂やNintendo of Americaから許可が下りず、『絶対的な権力を持つ天狗=任天堂が暴れている』という皮肉を込めて自機は天狗の面となった。その後アメリカ版発売の際には、自機が落武者の生首に戻ったが、自由の女神のグラフィックなどは変更されている。この作品に関し、中潟は「普通だったら、どこかでストップがかかりますよ、この企画は。社長が気に入っていたから実現したようなもので。『暴れん坊天狗』というタイトルも、社長自らが命名したものだし」と語っている。また、発売後の反響に関しては、「全然パッとしなかったですね。販売的にも数万本といったところでした。5,6年経ってから、急にクローズアップされたんじゃないかな」と語っている。他に、「とにかく、企画してる本人(大久保)がマジですからね。狙ってやってないんだから。(中略)他の狙ってるゲームに比べて、『天狗』は狂気の度合いが高すぎます。もうあんな作品は二度とできないでしょうね」と語っている。

出典:wikipedia

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