キュリー定数（―ていすう）は、常磁性体の磁化率のキュリーの法則や強磁性体、反強磁性体のキュリー・ワイスの法則に表れる物質に固有な物性値である。ここでまたは局在磁気モーメントの大きさの二乗平均formula_7を用いて、以下と表すこともできる。これにより、キュリー定数を測定することで局在磁気モーメントの大きさを推定することができる。磁気モーメントformula_9の2準位系（イジング模型）では公式は簡単に以下のように表せる。この定数は常磁性体の磁化率formula_11と温度formula_12の関係に関するキュリーの法則に表れる。ここでformula_14は磁化、formula_15は外部磁場。この公式はピエール・キュリーによって初めて導かれた。

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