LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

小槻大社

小槻大社(おつきたいしゃ/おつぎたいしゃ/おづきたいしゃ)は、滋賀県栗東市下戸山にある神社。式内社で、旧社格は郷社。神紋は「下り藤」「真向の兎」。別称として「小杖社(おづえしゃ)」や「小杖宮」、「小杖大明神」とも。祭神は次の2柱。『延喜式』神名帳の記載における祭神は1座。小槻大社では11世紀初頭の作とされる木造男神坐像2躯(伝落別命像・伝大巳貴命像)が伝えられており、この頃までには祭神は現在の2柱であった。社伝では、古代に栗太郡(現在の草津市・栗東市一帯)の豪族の小槻山君(小月山公)が、祖神として於知別命を祀ったのが創祀とする。小槻山君は栗太郡の古代豪族で、朝廷に采女も献上したという。小槻大社内には小槻大社古墳群が残るほか、周辺には下戸山古墳・地山古墳・岡遺跡(栗太郡衙跡)が残り、これらは小槻山君の関係史跡とされる。これらから小槻山君は栗太郡郡司クラスの家柄であったと推測されている。小槻山君は貞観15年(873年)に京に居を移し、のち小槻氏(官務家)として朝廷に仕えた。国史では「小杖神」「小丈神」「少杖神」などの神名で、貞観5年(863年)に神階が従五位下、貞観7年(865年)に従五位上、延喜11年(911年)に従四位下に昇叙された旨が記されている。延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳では近江国栗太郡に「小槻大社」と記載され、関係社の小槻神社(草津市青地町)とともに式内社に列している。社名の読みは「ヲツキノオホヤシロ」と振られる。また、平安時代の11世紀初頭の作になる木造男神坐像2躯(国の重要文化財)が現在に伝わっている。小槻氏が中央に移ったのちは、付近に拠点を持つ青地氏の崇敬を受けて社頭が整備され、弘安4年(1281年)10月に青地基氏によって現在の本殿内陣の宮殿が新造されたほか、康永2年(1343年)4月には青地重頼によって四脚門が造営された(非現存:棟木のみ本殿の力棰に転用)。『園太暦』によれば、康永2年12月には青地重頼(源重頼)の申請によって正一位の極位が授けられている。その後、永正16年(1519年)には青地元真により現在の本殿(国の重要文化財)が再建された。しかし青地氏は、戦国時代に主家の佐々木氏(六角氏)の衰退とともに没落する。江戸時代には、慶長13年(1608年)に膳所藩主の戸田左門から田の寄進があり、以後も黒印により安堵された。明治維新後、明治9年(1876年)に近代社格制度において村社に列し、明治14年(1881年)に郷社に昇格した。本殿は室町時代後期の再建。一間社流造で、屋根は檜皮葺。太い木割を使用して彫刻装飾が少なく、組物も古式の舟肘木にするなど、全体に簡素ながら雄健な建築になる。棟札写や棟木の墨書では永正16年(1519年)の青地元真による再建の旨が記され、様式上からもその頃のものとされる。本殿とともに棟札2枚も伝わっており、それぞれ享保8年(1723年)・文化12年(1815年)の屋根葺替を記す。本殿内陣には宮殿(くうでん)1基を置き、宮殿内に木造の男神坐像2躯(国の重要文化財)を安置する。宮殿は本殿より古い弘安4年(1281年)の墨書を有する。この本殿は、宮殿・棟札2枚(いずれも附指定)と合わせて国の重要文化財に指定されている。本殿前の幣殿は、昭和31年(1956年)の造営。屋根は檜皮葺である。拝殿は江戸時代の造営で、入母屋造、屋根は瓦葺である。境内入り口に立つ一の鳥居は、昭和5年(1930年)の造営。鳥居に関して、古くは延享2年(1745年)に現在の名神高速道路付近に建てられた記録があり、その礎石は御旅所に移築され現存する。御旅所(若宮社)は滋賀県栗東市岡に所在し、岡遺跡(栗太郡衙跡)に隣接する()。境内には、「小槻大社古墳群」と称される古墳時代中期から後期(5世紀から6世紀)の円墳・方墳10数基が残る。主な古墳は次の通り。その他の古墳の詳細は明らかでない。これら古墳群の被葬者は、小槻山君一族と推測されている。5月5日に行われる例祭は「小杖祭り」と通称される。古くは卯月初卯日であったが、明治42年(1909年)から5月5日に斎行される。祭りの主をなす花傘踊りは、現在では5地域の輪番制で担当されるが、永徳2年(1382年)の板札によれば古くは「榊本家」と称される有力な家筋が担ったとされる。祭りでは、岡遺跡(栗太郡衙跡)付近の御旅所まで神輿が行列とともに渡御し、小槻大社本殿前や御旅所など数ヶ所では特に花傘踊りを奉納する。この花傘踊りの中心はあでやかな衣装を着た子役で、これに傘鉾(花傘)を持った大人が続き、踊り歌を歌いながら華やかに舞う。これは太鼓踊りが風流化したものとされる。この小杖祭りでの祭礼は、滋賀県の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択無形民俗文化財)に選択されている。所在地交通アクセス周辺原典出典

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。