デモーナ(Demona)は、アメリカアニメ『ガーゴイルズ』に登場する架空の生物。(声 - 田村聖子/英 - マリーナ・サーティス)938年に同じ日に同じ時間に同じ場所でゴライアスと共に生まれ、城を守護する立場に就く。ゴライアスとは幼き頃からの幼馴染で兄妹同然に育ったゴライアスと恋人関係となる。恋人時代はデモーナはゴライアスを父親のように、ゴライアスはデモーナを娘のように互いに慕っていたようである。当時はアーチメイジの弟子であった。このときに現代編のデモーナがゲートにより過去編のデモーナの元に現れ、ゲートを悪用して歴史を変え世界を支配するように助言するが、過去編のデモーナはこれを拒否し、同じく現代編のデモーナを追ってきた現代編のゴライアスが現代編のデモーナの蹴りで戦闘不能となったため、ゴライアスを守るべく現代編のデモーナと激闘を展開し勝利した。その後、王子の結婚式の場で過去編のゴライアスにプロポーズし、フェニックスゲートの半分を結婚指輪代わりにゴライアスに手渡す。ゴライアスもデモーナからのプロポーズを受けた。プロポーズの言葉は「これはあたしからの永遠に変らない愛の証」。その後、ゴライアスがリーダーとなったため自らは次長に昇格した。夫婦となってからは、専ら血の気が多いデモーナをゴライアスがなだめることも多かった。夫婦としてはゴライアスが妻でデモーナが夫のような夫婦生活を送っていた。しかし、娘のアンジェラが卵から生まれる前に隊長から裏切りを持ちかけられて手を貸してしまいワイバーン城が落城。その後ワイバーン城を後にし、野盗として活動する。このときから主人公が一時期交代し、デモーナが過去編の主人公となる。このときにギルカムゲインの顔を傷つけてしまった。このときには老いとゴライアスを失った気落ちから戦闘能力がガタ落ちしていた。その後、マクベスと共にギルカムゲインを倒すがその子孫であるダンカン王に狙われる。このときにはハドソンと同様に白髪となっており老婆のような姿となっていた。このときに魔女の3姉妹によってマクベスと魂をリンクさせられ、若返り不老不死となる。その後は王であるマクベスを守り、アーチメイジに操られていたとはいえ人間を信じたいと思うようになり、人間のために侵略軍と戦った。しかし、アーチメイジに操られていたためマクベスを裏切ってしまいカンモールに仲間を全滅させられ、以後数百年間は各国を旅をしながら彷徨う。1995年に復活したゴライアスと再会するが、デモーナはパワーと格闘能力に劣るとはいえゴライアスをはるかに凌ぐ知力と不老不死という生命力とゴライアスを凌ぐ高スペックを手に入れていた。アーチメイジによる洗脳の影響もありゴライアスに一族のリーダーの座と王座と娘のアンジェラを奪うべく自らと戦うことを強要する。このときになると気高くプライドの高かった過去編と違い、雄のガーゴイルや人間の男にも平気で媚を売るような性格となっている。マンハッタン一族を敵視するが、唯一娘のアンジェラを自分の命よりも大切にしており、アンジェラには危害を加えることは基本的に避けている。ただし、なぜ元夫のゴライアスにここまでの憎悪を抱くのかは定かではなく、愛憎が混じっているからだと思われる。最後はアンジェラとも対立することとなり、消息不明となるがアニメ・コミック共に生存している。ゴライアスとは兄妹同然の幼馴染であり、元妻であるが敵対している。ただし、目的が一致した場合はゴライアスと共に戦うこともあり、デモーナがゴライアスを助けたりまたその逆もあった他、ゴライアスもデモーナに戻って来てほしいと思っているのが本音である。アニメ・コミック以外では「ゴライアスVSデモーナ」のイラストがシーズン2のDVDの表紙になった他、このイラストはパズルにもなっている。その他のグッズでもゴライアスとデモーナは必ず商品化されており、フィギュアやぬいぐるみやボールペンのミニフィギュアにもなっている。ガーゴイルズのゲームでもゴライアス以外の味方側のレギュラーキャラクターは登場しないにもかかわらずデモーナはラスボスとして登場し、さらにゲームのCMにも二人そろって登場している。もう一つの未来世界では、クローン戦争でサイラゴが死亡した後はリーダーとなったブックリンと恋仲となり、レジスタンスの次長に再び就任していた。最後は、戦えなくなったゴライアスに変わってドミニクの姿でサイバー・ザナトスに戦いを挑み吸収されて死亡するが、吸収される寸前にゴライアスに声援を送り、ゴライアスをハードワイヤードゴライアスに進化させライバルとしての役目を完結する。ゴライアスに『最高の戦士』と称されるだけあり戦闘能力は極めて高く。設定上、本気を出せばゴライアスと互角の戦闘能力を誇っている。しかもスピードや知力や生命力はどのガーゴイルよりも次元が違うほど高いうえに魔術も使いこなす。少なくとも3回は死んでいるものの不死身のためそのたびに生き返っている。不老不死のため生命力が高く他のガーゴイルよりも強力な再生能力を持っている。しかし、マクベスと魔法によりリンクしているため両者は互いに痛みを共有しあわなければならない弱点がある。このため、二人のどちらかが受けた痛みは二人同時に味わうこととなる。ただし、リンクしているのはガーゴイルの姿のデモーナであるため、ドミニクの受けた痛みはマクベスには伝わらない。飲食はほとんど行っておらず、過去編では果物とソーセージを貪り食っていたが、それ以後数百年間は飲食は行っていない。ドミニクの姿でも太陽光を吸収できるため飲食は必要としない。スカイガーゴイルやサイラゴを凌ぐ強さを持つ他、特に知力はセバリアスと同様『ガーゴイルズ』のキャラクター中最も高い。妖精のパックによる魔法で人間体を手に入れておりガーゴイル達の中で(グアテマラのガーゴイル達を除く)唯一、日光を浴びても石化しない。さらにマクベスと魔法によりリンクしているため不死身で歳をとることがない。普通のガーゴイルと違い、昼間は石像→夜は戦士ではなく。昼間は人間→夜は戦士という変身プロセスである。過去編ではゴライアスと同様にフェアリーライド(妖精覚醒)能力を持っていたようだが邪心を持つようになって失ったようである。デモーナが主人公の回であり、本編であるもののスピンオフ的な形をとっている。ゴライアスとの別れから侵略軍との戦いなどデモーナの過去が描かれる。この話でデモーナはテレビを通じて魔法を流しマンハッタン中のほぼ全員の人間を石化し、マンハッタンを壊滅寸前に追い込むもののゴライアスとザナトスの共同作戦とマクベスの妨害により阻止された。本作の大きな特徴として挙げられるのが、ゴライアスを主人公にした現代編(1995年)と、ゴライアスの妻であるデモーナを主人公にした過去編(994年)のストーリーが独立して放送され、それぞれが並行して描かれており、過去編と現代編の内容がフラッシュバックし2時代同時進行でストーリーが展開されていくのが本作の特徴でもある。その他、過去編のデモーナのその後が描かれる『ハンターの執念3部作』と『母の教え』と『いつわりの愛』と『過去への旅』もデモーナが主人公である。番組中盤に制作されたデモーナのスピンオフで小説。作者はFrancine Hughes。デモーナの過去、デモーナの少女時代からゴライアスと恋人関係になるまでが描かれた作品。過去編の黒髪で黒髭のバーバンクそっくりな若い頃のハドソンも登場する。ゴライアスと互角の戦闘能力を持ち、普段の戦いでは過去編と違いレーザーガンやバズーカ砲を使用し、優れた戦いを展開する。力も強く人間の騎兵部隊をまとめて吹き飛ばすほど。普段はゴライアスの力を恐れているものの本気を出せば互角の能力がある。ゴライアスを軽々投げ飛ばすパワーとパンチやキックなどの打撃も強力で、一撃でゴライアスを吹き飛ばしダウンさせる威力を誇る。その他攻撃方法として魔術や爪をつかった引っ掻きや高い知力などを武器とする。腕力と耐久力では若干ゴライアスに劣るものの脚力と生命力及びスピードや知力は全てにおいてゴライアスを上回っており、その全能力を発揮できればその能力はゴライアスと同等、或いはそれ以上である。怪盗でもあったため富豪であり、財力を武器にゴライアスらを追い詰めることもある。駆け引きの面でもゴライアスより毎回一枚上手であり、さらには本気を出せば巨体を誇るゴライアスやサイラゴも腕力で圧倒している。その他、ゴライアスと同様に太陽光と月光のエネルギーを日中に吸収することによりタイムパラドックスを無効化する特殊能力を持っている。妖精のパックの魔術により、変身可能となったデモーナの人間体。夜は本来のガーゴイルの姿のデモーナは太陽光を浴びることにより人間の女となる。夜の暗闇を浴びると本来の姿であるガーゴイルに戻る。この姿になるとガーゴイルとしての能力はほとんど失うものの怒った際には両目が赤く発光することから少しは能力が使えるのかもしれない。人間体でもガーゴイルの能力のためか瞬発力は高い。しかし、変身の際には全身に激しい痛みを伴う。変身後は胸が大きくなり髪の毛の量が増え長くなり、純粋な人間ではない証拠に瞳の色が緑色になっている。デモーナはこのドミニクの姿を用いて普段は過去編で盗んだ宝で作った資金を元に立ち上げた会社である「ナイトストーン株式会社」の社長をしている。人間ではいえば年齢は35歳であるが普段着はミニスカートである。ロビン・キャンモアを自分の会社に秘書として雇った際にロビンに「この会社には、残業がないのですか?」と問われた際には「夜は仕事せずに早く寝るようにしてるの。美容のためにね。」と答えている。ドミニクが怪盗として活動していた際に世界各国で集めた宝を資金として建てた大会社であるが、実際の業務内容などは一切不明である。本来はデモーナはサイラゴを重役の立場に添えるつもりでいたものの、サイラゴの本心を知り決別してからは一人で会社を営んでいる。なお、面接は社長であるドミニク本人が行い、採用したロビンを秘書として雇っている。その後、人類絶滅計画を実行するためにデモーナ自体が仕事を廃業したため会社自体も廃墟となったが、デモーナはまたどこかで会社を続けている模様。コミックのみに登場する、デモーナの強化進化形態。デモーナがゴライアス同様の自己進化を遂げた姿で、体色は紫色の斑色のような色となり戦闘能力は普段とは比べものにならないほど強力となる。設定上は本気を出せば惑星1つを滅ぼせる戦闘能力を誇り、この姿を見た相手は確実に地獄へ送られるとされる。ミノタウロスゴライアスと互角かそれ以上の戦闘能力を持つ。必殺技はミノタウロスアローと同様に片腕から撃ち出す「クイーンアロー」で破壊力はミノタウロスゴライアスのミノタウロスアローを若干上回るとされる。その他「クインダークネスシュート」やゴライアスのガーゴイルフィールドと同じ技である「クイーンフィールド」や強烈な正面蹴りを放つ「クイーンスマッシュ」などの技を持つ。アニメには未登場。クイーンストームデモーナが自己進化により2段変身した姿で最終形態。クイーンストームデモーナ以上の戦闘能力を持ち攻撃力も桁外れに強化されておりゴライアスの新たなる脅威となった。冷気と炎のエネルギーを操る。必殺技は「クイーントルネードアロー」で飛行速度はマッハ38。デモーナの老いた姿であり、ハドソンと同様に白髪であり若い頃のデモーナとは異なる外見をしている。老いとゴライアスを失って気落ちしているためか戦闘能力はガタ落ちしている。マクベスとリンクしたことによりマクベスの若さを受け取り元の若いころの姿に戻り不老不死となったため以後はこの姿になることはなくなった。老いたこの姿でもガーゴイルの野盗達のリーダーを務めていた。デモーナの登場回では主人公のゴライアスの存在感が薄れ、デモーナのほうが目立ってしまい、ゴライアスが引き立て役になってしまうことが多かった。さらに、妻デモーナの人気が夫で主人公のゴライアスを上回ってしまう異例の事態となってしまった。そのため、シーズン3はあくまでゴライアスを主体として描き、デモーナを登場させないようにした。そのためデモーナは1話しか登場していない。
出典:wikipedia
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