ヴァインヤードヘヴン ("Vineyard Haven") とは、アメリカの競走馬である。2008年のホープフルステークス、シャンペンステークスを制した。レース時は黒いメンコを着用している。スケース調教師のフロリダのオカラにある生産牧場をで生まれ、オーナーブリーダーズホースとして、2008年6月28日にコールダー競馬場の新馬戦でデビューし、これを制した。その後、フランケル調教師、メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースの監督であるジョー・トーリらを含むパートナーシップに購買され、これに伴いフランケル厩舎に移籍した。移籍初戦のとしてG2サンフォードステークスに出走。しかし、ここでは3着に敗れてしまう。立て直してG1ホープフルステークスに出走。スタート後ハナを奪うと、そこから一度も先頭を譲らずに後続に2馬身差以上をつけて勝利。デビュー3戦目でG1タイトルを手中に収めた。続いてシャンペンステークスに出走。スタート後はエーピーカーディナルと共に馬群の先頭に立ち、ハナを奪いあう。しかし、直線に入ると脚色の違いでエーピーカーディナルを競り落とし、後方に待機していた他馬を千切り捨てて5馬身以上の圧勝を飾った。この勝利で、ミッドシップマンと並び、翌2009年のケンタッキーダービーの有力候補とされる。11月初頭に、ゴドルフィンへの移籍が発表された。これにより、ライバルと目されている同じミッドシップマンと同じ馬主となった。2009年2月12日のG3UAE2000ギニーから始動したが、4着に敗れた。半年の休養後、8月29日のキングスビショップステークスに出走、1位で入線するも進路妨害により2着に降着となった。その後、10月24日のフランク・J・ドフランシス記念ダッシュステークスでは1番人気に応え勝利した。続く11月28日のシガーマイルハンデキャップでは3着だった。休養中にサイード・ビン・スルール厩舎に移籍。移籍緒戦となった7月23日のジェームスマーヴィンステークスに出走し、勝利を収めた。その後、9月4日のフォアゴーステークスに出走したが惜しくも3着に敗れた。11月6日のブリーダーズカップ・ダートマイルでは6着、続くシガーマイルハンデキャップでも7着に敗れた。このレースを最後に現役を引退した。

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