第19回日本レコード大賞は、1977年(昭和52年)12月31日に帝国劇場で行われた、19回目の『日本レコード大賞』である。この回では、開始以来単独担当だった男性司会が2名に増加、今までの高橋圭三を番組を総括する総合司会ポジションに据え、細部進行を担当する「司会」ポジションとして当時テレビ番組『ぴったし カン・カン』と『トップスターショー・歌ある限り』を担当していた久米宏(当時局アナ)が新加入、そして女性司会は森光子から黒柳徹子に交代、放送時は主に久米・黒柳のコンビが舞台下手の司会ブースで進行全般を担当し、上手に一人用の司会ブースを用意された高橋が随所にそこから両司会者をアシストする形で進行に関わる形となっていた。尚、久米と黒柳は、既に翌年1月からのスタート予定となっていたテレビ音楽番組『ザ・ベストテン』(『歌ある限り』の次番組)の司会を務めることが決定しており、その宣伝を兼ねての起用だった。この他前回では無かった「補佐役」が復活、当時『飛べ!孫悟空』のナレーターで人気を上げた小島一慶(当時局アナ)が主に会場レポート等を担当した。第19回の大賞は、沢田研二の「勝手にしやがれ」に決定した。沢田研二は初の受賞。審査員の得票は、沢田研二「勝手にしやがれ」が42票、次点の石川さゆり「津軽海峡・冬景色」が3票、3位は山口百恵「秋桜」と岩崎宏美「思秋期」が2票など、沢田の圧勝だった。大賞発表は目新しさを狙い、当時最先端のコンピューターで行ったが、最初で最後の試みだった。最優秀歌唱賞は八代亜紀。前年第18回に続いて2年連続の受賞。視聴率は7.9P上昇の50.8%。歴代史上最高視聴率を達成(TBSの音楽番組歴代1位、TBSの番組歴代3位)。
出典:wikipedia
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