カリー郡()は、アメリカ合衆国オレゴン州にある郡の一つである。郡名はオレゴン準州知事を務めたジョージ・ロー・カリー(George Law Curry)に因む。郡庁所在地はゴールドビーチである。1852年に川の中や海岸沿いから金などの貴金属が発見されると、水運を頼って多くの人々がカリー郡の海岸地域に入植した。内陸側の交通はなかなか発達が進まず、20世紀に入っても陸の孤島の状態に甘んじていた。ガサケット山(Gasaquet Mountain)一帯は今でもコバルト、ニッケル、クロムの採掘が行われているが、カリー郡は既に農業、伐木を中心とした経済に転向している。ローソンヒノキ、マートルウッド(カリフォルニアゲッケイジュ)が主要な輸出資源である。カリー郡には牛や羊を育てるのに適した優れた放牧地帯がある。またブルーベリー、園芸用の苗木の生産が盛んなほか、アメリカ合衆国国内で栽培されるテッポウユリのうち90%がカリー郡で栽培されている。2001年、カリー郡で自生するタンオークがカシ突然枯死病菌感染によるオーク突然死病(Sudden oak death)で打撃を受け、同郡の苗木生産に支障を来たしたが、上手いことに感染を19 km (12 )の範囲に留めることができた。観光もまたカリー郡の経済で重要な位置を占めている。米国森林局が州内の面積の59%を保有している。ポート・オブ・ブルッキングズはオレゴン海岸で最も安全な港だとされる。元々カリー郡3,900 km(1,500 mi)の面積を有していたが、隣接するクーズ郡 (オレゴン州)(1872年、1951年)とジョセフィーン郡(1880年、1927年)との郡境線調整により、面積は5,150 km(1,989 mi)に拡大した。その中の4,215 km(1,627 mi)が陸地、935 km(361 mi、18.16%)が水面である。オレゴン州最西端となるブランコ岬(西経124度33分46秒)がカリー郡に所在する。以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。人種別人口構成年齢別人口構成世帯と家族(対世帯数)収入と家計
出典:wikipedia
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