トレプトウ=ケーペニック区 () はドイツの首都ベルリン(都市州)の行政区である。区コードは09であり、時点の人口は人であった。本区は2001年のの一環として、それまでのとが合併して成立した。ベルリンは総面積が約892km²であるが、本区はその約19%を占め、ベルリン全区で最大の区である。本区はベルリン南東部に位置し、ベルリンの最東端にして最南端の区である。区内の地区では最東端は、最南端はにあたる。区面積の約70%が、といった水域、森林、公園、自然保護区、景観保護区から成っている。水域の割合は 12.9%、森林では41.5%にものぼり、ベルリン全区で最大の割合である。ベルリン全体から見ると、全水域の36.4%、全森林の42.9%が本区に含まれる。この他にもは、面積が34.92 km²と、ベルリンの全地区で最大である。この地域は第二次世界大戦後、旧トレプトウ区、旧ケーペニック区ともドイツ再統一まで東ベルリンに属した。人口ではトレプトウ=ケーペニック区は、シュパンダウ区に次いでベルリン全区で2番目に人口が少ない区である。での人であった。区の総面積は168.4km² であるが、水域と森林が多くを占めるため、人口密度は同時点で1km²あたり人と、ベルリン全区で最低であった。2012年12月31日時点の外国人の割合は4.0%であるが、を持つ住民は8.4%であった。2013年4月30日時点の失業率は10.1%であった。 2012年12月31日時点の平均年齢は45.5歳であった。トレプトウ=ケーペニック区内にはベルリン最長の道路 (11.9km)、(「鷲の林道」)が通っている。にはビル・コンプレックスで31階建てのがあり、ベルリンで最も高いオフィスビルとなっている。現在の紋章は2004年9月21日にから授与された。旧トレプトウ区と旧ケーペニック区の紋章をもとに、様々な要素を組み合わせたものである。紋章記述:「青地に緑色で金の縁取りが付く先広のT型十字に銀色の2匹の直立し、内側を向く魚が付く。T型十字には金色で左向きに突起がある鍵と7つの四芒星 (4:2:1) が乗る。盾の上には3つの塔を持つ赤い城壁冠があり、中央の塔にはが付く」。説明:トレプトウ=ケーペニック区の紋章は旧トレプトウ区、ケーペニック区の紋章の要素から構成され、特にケーペニックの紋章から大きな影響を受けている。ケーペニックの紋章の方がトレプトウに比べてはるかに歴史が長い。都市ケーペニックの紋章は既に14世紀に制定され、当時から青色の盾に鍵が一つ、漁師の守護聖人、聖ペテロをあらわす魚が2匹、7つの星が付くものであった。トレプトウ区を示すものは盾のT型分割と緑色のティンクチャーである。緑はトレプトウの紋章を占める色で、森の図柄に由来し、豊かな森林を表すものである。2001年の行政改革の一環として両区が合併すると、当初、旧両区の紋章がどちらも引き続き使用された。合併から3年後、紋章学者のハラルド・ディーマール (Frank Diemar) による新紋章が制定された。城壁冠はベルリン全区の紋章に共通の意匠である。トレプトウ=ケーペニック区議会は、2011年9月18日に行われた選挙の結果、6党が議席を持つ。最大はSPD (29.7%)、次いで左翼党 (23.8%)である。CDU (15.3%)、緑の党 (10.9%)、海賊党 (9.2%) が共同会派を形成している。NPD (4.5%)は2議席を占める。全55議席の配分は以下の通り。SPDが17議席、左翼党が15議席、CDUが9議席、緑の党が6議席、海賊党が4議席、NPDが2議席である。海賊党は選挙結果では5議席を獲得したものの、擁立候補者数が足りず、1議席が空席となっている。区議会議長はSPDのである。区長はSPDの、副区長は(左翼党)である。SPDは区長の他にも、区参事を1名、擁している。また左翼党からは2名、CDUからは1名である。本区はドイツ、ヨーロッパ、アメリカ大陸の市町村と姉妹都市協定を結んでいる。旧トレプトウ区、旧ケーペニック区が締結したものは、合併後も継続している。公式の姉妹都市の他にも、個別プロジェクトでは、ヨーロッパの他の都市とも協力している。
出典:wikipedia
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