フロム・ファースト・トゥ・ラスト ("From First to Last")とは、アメリカ合衆国 フロリダ州オーランド出身のポスト・ハードコアバンドである。一般的には、スクリーモにカテゴライズされる事が多い彼等だが、初期の頃から比べると音楽的方向性が変わってきている。1stアルバム「Dear Diary, My Teen Angst Has a Body Count」は、いわゆるエモからの影響があり2ndアルバム「Heroin」以降はヘヴィロック・ラウドロックからの影響が色濃く反映されており、より攻撃的なサウンドへと、変貌を遂げている。2002年にフロリダ州にて、マット・グッドとトラヴィス・リクターを中心にを結成。2003年5月24日、ミニアルバム『"Aesthetic EP"』をリリース。 そして、年末には大手インディーズレーベルのエピタフ・レコードと契約を結ぶことに成功する。2004年6月29日、1stアルバム『"Dear Diary, My Teen Angst Has a Body Count"』をリリース。なお、初代ヴォーカリストのフィリップ・リアドンがこのアルバムの制作中に脱退した為、新ヴォーカリストとして当時15歳だったサニー・ムーアを迎えてアルバムを完成させている。それから2年以上明けて2ndアルバムの作成を開始。しかし、制作の為にレコーディングスタジオに入る直前に、二代目ベーシストのジョン・ウェイスバーグが脱退。新メンバーが決まるまでの代役として、人気ロックバンドLimp Bizkitに在籍していたウェス・ボーランドを迎え、レコーディングやライブ活動を行う。2006年2月21日に2ndアルバム『"Heroin"』をリリース。全米ビルボードアルバムチャート初登場25位を記録し、現在までに23万枚以上を売り上げる。そして、そのリリースから1ヶ月後、一躍人気者となった彼らは、メジャーレーベルのキャピトル・レコードへ移籍。 2007年2月に、サニー・ムーアが自信のプロジェクトに専念する為にバンドを脱退。新たなヴォーカリストは迎えず、マット・グッドがギターとヴォーカル兼任することとなる。サードアルバム作成の為にレコーディングに入った頃、いきなりキャピトル・レコードに経営上の理由から契約を解除される。しかし、新しいベーシストのマット・マニングをメンバーに加え、自分達だけでアルバムのレコーディングを続けることを決意。メンバー全員が失意の中にあったが、自分達だけで地道に音楽活動を続け、メジャー・レーベルのシュアトーンレコードとの契約に成功する。2008年5月6日、サードアルバム『"From First To Last"』をリリースし、全米ビルボードアルバムチャートにて初登場81位を記録。2008年5月12日、東京の代官山UNITで来日公演を行っている。2009年、インディーズレーベルのRise recordsへと移籍した。2010年3月16日には、同レーベルからニューアルバム『"Throne to the Wolves"』もリリースされている。2014年、新ボーカリストとしてペリフェリーのスペンサー・ソーテロが加入。ペリフェリーと並行して活動する。初代ヴォーカルのフィリップ・リードンの脱退を受けて、当時15歳だったサニー・ムーアを新メンバーに迎え入れた。最初はギタリストとしてメンバーに加えたそうだが、彼の歌声を聴いて感動したメンバー達によって、正式にヴォーカルを任せることになる。その後、15歳の新ヴォーカリストとして瞬く間に全米で話題となり、バンドの顔と呼ばれるまでに成長したが、2006年に入ると声帯結節を患い手術を受けることになった。回復した後に、バンドに復帰しツアーを再開するが、Atreyuのサポートツアーの最中に再び不調を訴え降板する。結果として、バンド自体もツアーから外されることになり、残りのメンバーに多大な迷惑を掛けることとなった。そして遂に2007年2月、自身の音楽プロジェクトに専念する為、そして声帯への悪影響を危惧して、最後にはバンドを脱退した。現在はスクリレックスとして活動している。
出典:wikipedia
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