CFエストレマドゥーラ （"Club de Fútbol Extremadura"）は、スペイン・エストレマドゥーラ州バダホス県アルメンドラレホに本拠地を置いて活動していたサッカークラブ。1924年に設立、1954年に初めて全国リーグであるセグンダ・ディビシオンに昇格し7年間を過ごす。1961年にテルセーラ・ディビシオンに降格、さらにその後ディビシオネス・レヒオナレス降格も経験している。1983-84年シーズンから7年連続テルセーラで5位以内をキープし続け、ようやく1990年にセグンダ・ディビシオンBに昇格した。そして1994年にはセグンダ・ディビシオンに40年ぶりに復帰、1996年にはエストレマドゥーラ州では前年のCPメリダに続く快挙となるプリメーラ・ディビシオン昇格を果たす。翌年降格となるもラファエル・ベニテス監督を招き1998年再びプリメーラに昇格したが、彼の力をもってしても残留は果たせず、ラージョ・バジェカーノとの入れ替え戦に敗れるとあえなく1年でプリメーラから陥落、これ以後は転落の一途をたどることになる。2002年にはセグンダから、さらに2007年にはセグンダBからも陥落、そして同時に財政難によりレヒオナル・プレファレンテまで降格されてしまう。レヒオナル・プレファレンテ1年目は直近25試合で2勝という状態で最後の2節を迎えるという低空飛行ぶりだったが、ここから連勝してかろうじて残留圏内の17位に滑り込んだ。翌年もプリメーラ・レヒオナルから昇格したばかりのエストレマドゥーラUDが優勝を果たし2年連続となる昇格を決めたのを横目にまたも17位と低迷。2009-10シーズンはついに19位まで順位を落としプリメーラ・レヒオナルへの降格が決定、これを受けクラブは解散という決断が下され、1924年からの歴史に幕を閉じることとなった。

出典:wikipedia