岩本山(いわもとやま)は、静岡県富士市岩本にある標高193mの山。山頂に岩本山公園が存在する。富士市の西側、岩松地区に位置し、山頂は岩本山公園として整備されている。公園の他、実相寺、ゴルフ練習場、射撃場、老人養護施設なども存在する。山の東・南側斜面の多くは茶畑や、温州みかんなどの果樹園として利用されている。富士川と面する西斜面は岩肌であり、手付かずの自然が残る。東側には岩本山団地などの居住エリアがあり、北側は富士宮市の明星山と接する。山腹では富士山が裾野まで見える場所が多く、茶畑を前景にした富士山の撮影ポイントとしても知られている。4月上旬には山肌のいたるところで桜が咲き、山全体がほんのり桜色に染まる。山頂には、10個のエリアからなる13.2ヘクタールの岩本山公園が整備されており、休日には多くの方の憩いの場として人気がある。梅園としても有名である。また多くの桜も咲くことから、近年は富士市では梅から桜のまでの期間を積極的にPRしている。園内には数多くの木々や花植えられており、1年を通して四季折々の花や紅葉が楽しめる。また「富士山と梅」、「富士山と桜」の絶好の撮影ポイントとしても知られている。岩本山公園に咲く桜は、1923年(大正12年)に地元の富士市立岩松小学校の卒業生が、将来桜が咲く山になることを願って植樹したものであり、その記念石碑が残されている。植樹から約一世紀(100年)が経ち、当時の生徒が望んだ光景が現実のものになり、多くの人が桜を楽しむ山になることができた。麓にある日蓮宗本山の寺院。登山道が寺の参道になっている。麓の実相寺から、参道を登ること約20分程度。目安として8合目付近に同寺院の鐘付堂がある。岩本山公園へ通ずる道沿の砂利採取跡地に、大量の医療産業廃棄物が不法投棄され問題となっている。富士市では生活水道として富士山の雪解け水を市内各地でくみ上げ供給しているが、岩本山付近も例外でなく、人体への影響を懸念されている。
出典:wikipedia
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