『刑事貴族』(でかきぞく)は、1990年4月13日から1992年12月25日まで、日本テレビ系列で毎週金曜20:00 - 20:54(JST)に全3シリーズが放送された刑事ドラマ。『刑事貴族』(37話)、『刑事貴族2』(40話)、『刑事貴族3』(26話)の計103話が製作された。『刑事貴族』『刑事貴族2』『刑事貴族3』各シリーズについてもここで詳述。東京都新宿区にある架空の警察署「警視庁代官警察署(通称=代官署)」刑事課の刑事たちの活躍を描くアクション刑事ドラマ。当初はアメリカ作品「クライム・ストーリー(原題:Crime Story)」をコンセプトに舘ひろしを主演に据えたシビアなハードボイルド路線を主体とし、主人公の車や使用楽曲などアメリカ的なテイストを前面に押し出す内容でスタートするが、舘は石原プロ制作の刑事ドラマ『代表取締役刑事』に主演するため半年で降板。新たに郷ひろみを主演に迎えアメリカ的なイメージを残しつつ、舘が持つキャラクターをメインに据えた構成からメンバー個々にもキャラクター性を与え各主演話を設けたりする従来の集団刑事ドラマ的な構成へと組み替えられた。続く『刑事貴族2』以降の主演は水谷豊に定着し、出演陣も大幅に入れ替え、脚本も後味の悪い結末が多かった『刑事貴族』から一転、コメディを交えたスピーディかつ単純明快かつ軽薄路線にするなど再度のリニューアルが図られた。作品初期では主演の舘が愛車に傷だらけのフォード・マスタングを使用したり、番宣ではタキシード姿に赤いバラを持つような写真が用いられたりと1980年代後半以降のバブリーな流れに乗るものであった。水谷は愛車に英国製のバンデン・プラ プリンセス1300Mk-II を使用し、エンディングにて、タキシード姿に花束を持ってステップを踏むシーンや、常にベストを着用しているなどファッショナブルな設定が随所に登場した。また音楽も英詞の楽曲やフュージョンを多用した楽曲が多く、エンディングテーマも舘、郷はもちろん、矢沢永吉、織田哲郎、鈴木雅之など、アーバンかつワイルドな雰囲気の持つアーティストの楽曲を起用し、そのような細かいところでのこだわりが作品のスタイリッシュなディテールを際立たせた。ところが、水谷の個性を活かした軽快な作風に対して、当時の刑事ドラマは人情系が主流になり始めた点や、製作費の削減などの追い討ちもあり、1992年12月をもってシリーズは終了し、次作『はだかの刑事』では人情路線に移行した。パート1では神戸(牧編)や白馬(風間編)、パート2では鹿児島、愛知、パート3では香川、山梨などで地方ロケが行われた。:「唖然くらっちゃうな」が口癖で高校時代はツッパリ。イライラすると眉間にシワが寄ったり、聞き込みの相手の態度が悪いとガンを飛ばしたりと所々そういったフシがある。自身に都合のよい占いしか信じない、好意を持っていた女性に利用され落ち込むが、次の日には復活するなど調子がよい。おかげでその無鉄砲な性格が恋人を失った女性の逆恨みを引き起こしたこともあった。※本城刑事役の水谷豊と藤村刑事役の寺脇康文は2000年頃から長期に渡って『相棒シリーズ』でコンビを組んでいた。また高樹沙耶(現・益戸育江)も出ていた。※第1・16・17話は本放送時2時間枠で放送、以後、地上波での再放送は前後編に分割され放送されている。※第26話 原作『太陽にほえろ!』第32話「ボスを殺しに来た女」(脚本:鎌田敏夫)※第31話 原作『太陽にほえろ!』第38話「危険な約束」(脚本:市川森一+山田正弘)※第36話 原作『太陽にほえろ!』第402話「島刑事よ、安らかに」(脚本:小川英+古内一成)※第1話は本放送時2時間枠で放送、以後、地上波での再放送は前後編に分割され放送されている。
※第16話は19時00分〜20時54分に「世界陸上東京大会」の中継があったため21時00分〜21時54分に放送された(同日の金曜ロードショーは休止)。系列は本放映当時のもの。下記の日程にて日テレプラス、ファミリー劇場で放送されている。すべて初回放送時にリピート放送は行われず、後日再放送がラインナップされるかたちとなった。以後2013年まで断続的に放送されファミリー劇場に移ったが2016年6月より再びパート1から再放送される。放送時間は毎週土曜19時00分 - 20時00分 → 24時00分 - 25時00分 → 25時00分 - 26時00分 → 16時00分 - 17時00分と変遷をたどる。リピート放送は行われていない。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。