東京逓信病院(とうきょうていしんびょういん)は、東京都千代田区にある病院である。1938年(昭和13年)2月に逓信省職員と家族を対象の職域病院として開設され、1986年(昭和61年)3月に保険医療機関指定承認を受け一般開放、郵政省関係者以外の一般の患者の利用も可能となった。郵政民営化に伴い、日本郵政株式会社が開設者として、日本郵政グループの企業立病院となった。いずれも診療棟の東側に隣接する管理棟(医局や事務方社員が勤務する事務室、人間ドックセンターがある建物)の中にある。なお、両棟の間には特別区道が通っており、地下1階で両棟の行き来が可能である。1936年(昭和11年)1月起工され、翌1937年(昭和12年)10月に竣工した旧建物は逓信省経理局営繕課・山田守の設計によるモダニズム建築で、映画『暖流』の舞台ともなった。第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)5月に行われた空襲では本館外来の一部及び院内郵便局焼失の難にあう。戦後も増築されるなどしながら維持されたがついには建て替えられた。いずれも診療棟1階にある。また、当院は逓信省開設の病院である経緯から、かつては院内に麹町郵便局東京逓信病院分室が設置されていたが、2014年7月25日に営業を終了、翌日(7月26日)付で廃止された。分室廃止に伴い、ゆうちょ銀行ATMが一時撤去されたが、2か月後の9月30日に再設置されている。
出典:wikipedia
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