ミステリ・フロンティア（英称："MYSTERY FRONTIER"）は、東京創元社が発行している推理小説のシリーズ。2003年11月から不定期に刊行されている。四六判仮フランス装。装幀は岩郷重力+WONDER WORKZ。による。レーベル開始当初から様々なジャンルの新人に積極的に声をかけている。推理小説の新人賞を受けてデビューした作家のみにとどまらず、SFや伝奇小説の新人賞、ライトノベル、純文学、児童向け小説の新人賞を受けてデビューした作家など幅広いジャンルの作家が執筆している。ライトノベル出身の米澤穂信、桜庭一樹が一般向け小説を初めて出したのはこのレーベルである。また、伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』が吉川英治文学新人賞を、道尾秀介『シャドウ』が第7回本格ミステリ大賞を、米澤穂信『折れた竜骨』が第64回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞している。特記がなければ、文庫は創元推理文庫刊。

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