海部駅(かいふえき)は、徳島県海部郡海陽町奥浦字一宇谷にある、四国旅客鉄道(JR四国)・阿佐海岸鉄道の駅である。駅番号は牟岐線がM28、阿佐東線がAK28となっている。2003年12月放映のドラマ『俺たちの旅 三十年目の運命』でロケに使われた。相対式ホーム2面2線を有する高架駅。開業当初は単式ホーム1面1線の構造であったが、阿佐東線の開通時にホームが増設されている。高架駅であるにもかかわらず、高架上に渡線路(いわゆる構内踏切)が設置されており、2番線ホームへはこれを利用して移動する。高架下の駅舎には、海陽町観光案内所がある。JR四国・阿佐海岸鉄道ともに簡易委託駅であり、海陽町観光案内所が両社の乗車券の販売を受託している。改札業務は行っておらず切符の回収と運賃収受は乗務員が行う。元厚生大臣の森下元晴が揮毫した「阿佐海岸鉄道開通記念之碑」が案内所の前、ホームへ上がる階段の付近に建てられている。駅名標は1番ホームがJR四国仕様、2番ホームが阿佐海岸鉄道仕様となっている。阿佐海岸鉄道の駅名標には海部川の支流である母川に生息するオオウナギとホタルのイラストがあしらわれている。駅周辺には主に個人経営の店舗が点在し、その東には神社や漁港がある(主に海陽町海部庁舎付近の道を使って移動する)。その神社では毎年11月3日(文化の日)に七五三祭りが例年行事として行われ、その年に来場した子供(もしくは親子連れ)のポラロイド写真が後日、ピア海部内にて数日間展示されている。当駅北側の牟岐線上にある町内(まちうち)トンネルは、当初は山を貫いていたが、宅地開発などによって山が切り崩された結果、構造物のみのトンネルとなり、赤瀬川原平の『超芸術トマソン』に「純粋トンネル」として紹介されたり、テレビ番組(「巨泉のこんなモノいらない!?」など)、「Rail Magazine」(ネコ・パブリッシング)連載の「トワイライトゾ~ン」等でも多数取り上げられ、一躍有名になった。北隣の阿波海南駅とは海部川大橋をはさんで1.5kmと距離が短い。
出典:wikipedia
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