舟橋村(ふなはしむら)は、富山県中新川郡の村である。県中部の常願寺川東岸に沿って位置する。2014年現在、日本で最も面積が小さい市町村である。富山市のベッドタウン化が進んでいる影響で、人口増加率が県内で一番高い。2000年から2005年までは日本一でもあった。さらに、2005年時点の幼少人口割合は22.7%で、全国の市町村で最も高い。独立志向が非常に強く、周辺自治体からの合併話が多い中、また全国的に平成の大合併が進行する中でも、常願寺川東部地域全域での産業の系統的育成の観点から自立を保っており、明治の町村制施行以来、一度も合併を行っていない。もともと富山県最小の市町村であり、2006年3月27日以降は日本最小の市町村となった。日本一広い市町村である岐阜県高山市の1/627しかない。2005年11月1日に射水郡下村が合併で消滅したことで舟橋村は富山県唯一の村となり、さらに2006年3月3日に福井県遠敷郡名田庄村が合併で大飯郡おおい町となったことに伴い北陸3県唯一の村となった。日本で最も遅くまで郵便局がなかった自治体でもある。舟橋簡易郵便局が1994年5月9日に設置、1999年10月1日廃局、同日越中舟橋駅向かいに舟橋郵便局が開局している。村名の由来は、室町時代に仏生寺城主が城の堀に舟を連ねて橋を架けたことによるとされる。舟橋村の地形は全域が平野・平地である。南北に細長く位置する平地の約半分は水田であり残りは宅地・公有地・雑種地等である。国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調によると、の面積は平方キロメートルである。の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは2.48km、南北の長さは3.08kmである。また、2010年国勢調査結果に基く人口重心は舟橋中学校付近にある。舟橋村は近隣の魚津市、滑川市、上市町の2市1町1村により組織される富山県東部消防組合の構成自治体で、村内には同消防組合の上市消防署舟橋分遣所が置かれている。舟橋村は2013年春まで常備消防業務を担う部局を持っておらず、消防団による「非常備消防」が行われ、上市町や立山町、富山市など近隣市町の消防業務の応援を仰ぐケースがあった。また救急業務も立山町に年間700万円を拠出して委託していた。だが同消防組合が同年3月31日に事務を開始して常備消防体制が整備され、さらに舟橋分遣所が2014年10月1日に開所してポンプ車・救急車各1台が配備された事により体制が強化された。舟橋村消防団には分団が存在しないため分団長、副分団長の階級は存在しない。また消防団員のうち団員5名は機能別消防団員として役場職員から任命(2007年10月1日付)されており、勤務時間内のみ消火活動に従事する。小型動力ポンプ積載車の内、1台は日本損害保険協会より2006年2月2日に寄贈されたものである。村内にスーパーマーケットはないが、村の南端に近い立山町利田地区に、「スーパーセンターシマヤ」が所在する。
出典:wikipedia
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