電車とバスの博物館(でんしゃとバスのはくぶつかん)は、東京急行電鉄が運営する鉄道保存展示施設で神奈川県川崎市宮前区にある。最寄駅は東急田園都市線宮崎台駅で、田園都市線高架下に建物があり、入口のひとつは改札前にある。バス関連の保存・展示もあり、それに加えて、電車(モハ510・8090系)やバスの運転、飛行機 (YS-11) の操縦をそれぞれ体験できるシミュレータが設置されている。2016年のリニューアルに伴いモハ510形とYS-11のシミュレータは終了した。2007年7月にゲーム的な採点方式へ変更されたが、映像は以前と同じのまま。これらの2台は高津から展示物を移設する際に仮ナンバーを取得して自力走行で移動しており、リニューアル前は図書室のビデオでその記録映像が鑑賞できた。ワンハンドルマスコン式とツーハンドルマスコン式の2つがあり、車両(1000系がモデル)の先端にカメラが設置され、モニターを通して運転台からの走行風景を見ることができる。高津時代は東横線を模していたが、移転後は田園都市線になった。駅は渋谷、梶が谷、長津田(高津時代は渋谷、元住吉、桜木町)の3駅で構成され、ダイヤによっては梶が谷(高津時代は元住吉)で急行通過待避を伴う場合がある。※現在はリニューアルされ、16番ゲージ化・東横線の復活(運転できるのは田園都市線のみ)・駅の増設(宮崎台)・急行も運転可能(一部曜日は運転中止)となった。昭和30~40年代の駅舎を再現。出札窓口の内部まで細かく再現されている。入口前に設置されており、付近を田園都市線の急行電車が通過するときに警報が鳴動し遮断機が下りる。なお高津時代は屋内展示で、全列車に対し動作していた。リニューアル前はイベント館にあり、鉄道雑誌のバックナンバーや1970年代 - 80年代に刊行された鉄道関係の単行本、ビデオソフトが置かれており、書籍は自由に閲覧可能で、ビデオソフトは係員に申し出て再生用端末を確保してもらう方式だった(日祝日のみ開館)。2016年のリニューアルに際してイベント館の図書室は廃止され(跡地はプレイスペースの「プラレールパーク」となる)、過去数年間の鉄道雑誌の一部が本館の目黒蒲田電鉄デハ1形電車レプリカ車体(リニューアル前は東急の歴史を紹介するビデオを上映するスペースだった)に移されたが、鉄道雑誌の古いバックナンバーや単行本、ビデオソフトは公開されなくなった。2016年のリニューアル以前は「ラッピーちゃん」というウサギをモチーフにしたキャラクターがマスコットとして設定されていた。2016年のリニューアル後はラッピーちゃんに代わって、のるるんがマスコットとして使用されている。
出典:wikipedia
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