音楽番組(おんがくばんぐみ)とは、歌手、ミュージシャン、音楽家が出演し、楽曲の放送番組(テレビ番組、ラジオ番組)である。ジャンルは歌謡曲、ポップス、J-POP、洋楽、K-POP、ロック、ジャズ、クラシックなど多種多様である。楽曲の歌唱を主体としたものは、歌番組(うたばんぐみ)とも呼ばれる。このほか、1990年代後半以降は歌手・ミュージシャン等をゲストに招くことを前提としたトーク主体で1〜2曲程度の楽曲の歌唱を伴う番組も音楽番組の一種に分類される傾向にある。歌謡曲など歌手が歌っているものを扱う番組や、クラシック音楽など演奏を中心に扱う番組もある。特に歌謡番組系では、スタジオで歌手やミュージシャンが生演奏する以外にも、『COUNT DOWN TV』(TBS)などのようにランキング発表を主体とした番組(カウントダウン番組)もある。1980年代までは生放送で歌手が多く出演するものが中心であった。「歌のコーナー」を設けるバラエティ番組が少なからずあった。、少子化やアーティストらの音楽番組に対する姿勢の多様化、音楽不況、に伴い、視聴率が最盛期よりも大幅に低下している番組も数々見受けられる。テレビ局側はリニューアルや今までになかったコンセプトの番組制作などに。その一環として、『うたばん』や『月光音楽団』(両番組ともTBS)のような、歌よりもトークやバラエティ形式の番組が中心となってきている。中でも『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』の様に、ブームの拡大を受けてK-POPコーナーを設けた番組もあった。一方、『僕らの音楽』(フジテレビ)などの様に、アーティストのパーソナリティなどに焦点を当てたストレートで純粋な音楽番組も徐々に増えてきている。また、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)では放送開始から2016年現在まで生放送をしている。また、歌謡番組とは別に、主に若年層を対象にした番組では、アーティストのプロモーションビデオ(PV、いわゆるビデオクリップ)紹介や、インタビュー企画などを紹介する番組も多数ある。CS放送のMTVなどが該当。クラシック番組では、主にオーケストラによる演奏が中心。放送40年以上の『題名のない音楽会』(テレビ朝日)などは、良質で格調高い名曲を紹介している。トーク席の1列の最大人数は6〜12人で座り、5人以上は2列以上で座る。また『水曜歌謡祭』・『FNSうたの夏まつり』・『FNS歌謡祭』では、武部聡志音楽団の生演奏で良質かつ選曲にもこだわっている。1980年代まで録画、生放送にかかわらず、歌唱に際しては歌詞のテロップを入れることはほとんどなかった。これは当時のスーパーインポーズの技術が2台のカメラを切り替えながらプロジェクターから出力する方法だったため、生放送では約8秒ごとに進んでいく歌詞に合わせて表示することが難しかったからという理由がある。『夜のヒットスタジオ』では、1978年7月31日の放送でサザンオールスターズが出演した際、あまりの早口の歌詞が聞き取れないと苦情の電話が多く来たため、2回目の出演の際に歌詞を表示したのが最初であるが、その他は吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」などくらいで、恒常的に用いられることはなかった。その後1982年頃から『ザ・ベストテン』が正式に初登場曲と「今週のスポットライト」のコーナーのみに歌詞を表示するようになった。しかし、初登場時でも中継であったり、セットによっては翌週に表示ということも多くあった。1989年2月23日放送回からは全曲に表示するようになったが、これも他番組に先駆けてのことだった。NHK紅白歌合戦でも全曲に歌詞が表示されるようになったのは1982年の第33回NHK紅白歌合戦からである。しかし表示方法が前記のような方法であったため、文字が斜めに映ったり、誤って表示されないということも多々あった。1990年代以降は生放送の音楽番組が減り録画放送が増えた影響でテロップ編集が容易となったため、多くの歌謡番組で歌詞にテロップ表示をするようになったが、外国語の歌詞の曲は原語のままか、日本語訳のみ表示するケースが多い。なお、プロモーションビデオを紹介する番組やCSやWOWOWなどの有料放送のライブ番組は原則的に歌詞テロップを表示しないのが多いが、、放送局名や曲名のサイドテロップを常時入れている番組もある。NHK総合テレビで放送されていた『NHK歌謡コンサート』は、文字サイズが大きく表示されていた。Linked Horizonの楽曲『紅蓮の弓矢』では、Linked Horizonの方針からか歌詞テロップが表示されなかった。民放の場合、「作詞・作曲」と表記するの場合がほとんどであるが、NHKの場合は「詞・曲」と表記する。テレビ放送黎明期には、作詞者・作曲者のクレジットが曲名と共に表記されることは殆どなかったが、1970年代に入り、各放送局独自の音楽賞レース番組を創設するようになってからは、作詞・作曲クレジットの表記が通常のレギュラー放送の歌番組等でなされるようになった(ちなみに『NHK紅白歌合戦』で初めて作詞者・作曲者テロップが付されるようになったは1970年(第21回)からのことである)。しかし、2012年になって日本テレビやTBSの番組でテロップの表記が曲名・歌手名しか見られなくなってきている。主にアーティスト1組に焦点を当てたインタビュー、ドキュメンタリーが主流。一部ローカル放送系も含む。(音楽楽園(邦楽PV編、イメージ映像編約15分)→新音楽楽園(邦楽PV編約30分)→音楽楽園(邦楽PV編)/ミュージックガーデン(洋楽PV編)約15分→音楽楽園(邦楽PV編、洋楽PV編、両方のときもある。 約15分)ラジオ各局ページ、ラジオ番組一覧、を参照。
出典:wikipedia
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