HMS キャンパーダウン (HMS Camperdown)はヴィクトリア朝時代のイギリス海軍のアドミラル級戦艦。艦名はアダム・ダンカン提督(初代ダンカン・オブ・キャンパーダウン子爵)に拠る。キャンパーダウンは戦艦アンソンの姉妹艦で、先行する戦艦ハウおよびロドニーの改良型である。変更点としては、砲座(バーベット)の装甲の増厚と装甲帯の延長が挙げられる。装甲の強化によって排水量は350トン増加したが、喫水の増加を防ぐために全長が5フィート(1.5 m)、全幅が6インチ(0.15 m)拡大された。主砲は13.5インチ(343 mm)砲4門を2門2組とし、上部構造の前後の中心線上の砲座(バーベット)上に配置した。砲座は満載時の喫水線の20フィート(6 m)上に置かれ、約270°の射界を持っていた。砲弾の重量は1,250ポンドで、1,000ヤード(910 m)の距離で27インチ(690 mm)の鉄板を打ち抜くことができた。キャンパーダウンは1889年7月18日にポーツマスで就役し、初めは予備部隊に所属した。1889年12月には地中海艦隊の旗艦となり、1890年5月に海峡艦隊旗艦に任じられるまでその座にとどまった。1892年5月には予備艦隊に移り、1892年7月に地中海艦隊に復帰した。1893年6月22日、訓練中に戦艦ヴィクトリアに衝突し、これを沈めた。1899年9月にはカテゴリーBの予備となり、1900年5月には造船所予備となった。1900年7月から1903年5月まで、ラフ・スウィリー(Lough Swilly)において沿岸防備の任務についた。その後1908年までチャタムで予備艦として過したあと、ハリッジの潜水艦係留船となり、1911年に売却された。
出典:wikipedia
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