富山競輪場(とやまけいりんじょう)は、富山県富山市にある競輪場。主催は富山市。競技実施はJKA競輪競技実施事業本部中日本地区本部。通称はドリームスタジアムとやま。施設所有は富山地所株式会社であったが、2006年9月に関連会社の株式会社桝田酒造店が吸収合併し、現在の施設所有者となっている。富山競輪場は1951年に開設された。寒冷地の競輪場であるため、本場での開催は春(3月除く)から秋にかけてのみ行なわれる(ただし場外発売は通年で実施)。記念競輪 (GIII) は『瑞峰立山賞争奪戦』が開催され、開催2日目のシード優秀競走は富山県の名峰「剱岳」にちなんで『峻峰剱賞』の名称で行われる。なお記念競輪は毎年6月に開催されていたが、最近は8月に時期が移動している。また、1995年、1996年、2001年、2006年には『ふるさとダービー富山』が、2016年には共同通信社杯競輪が開催された。マスコットキャラクターは「ライちゃん」(雷鳥をモチーフ)で、それにちなみ『raichan cup』も開催されている。トータリゼータシステムは日本トーターが担当している。なお2010年度より日本写真判定による開催事務の包括委託が行われている。また2010年8月13日より重勝式投票にあたるKドリームスの発売を開始した。ただし本場や競輪場外車券売場では購入できず、会員制のネット販売に限定される。2014年度の車券売上額は97億7416万円で、6年連続の減少。1972年度以来42年ぶりに100億円を下回った。一周333mの短走路バンク。カント(最大33.41°)がややきつく風がバックストレッチで追い風となる為、逃げ先行の選手だけでなく捲り中心の自力選手にも有利である。特筆すべきところはセンター及びバックの走路が極度に狭い事である。1990年にバンク改修が行われたが、センターはあまり改良されず現在のようになった。一目見ると非常に扁平で押しつぶされた形になっていて、センター部ではカントの割に際立っており、番手競りをしている選手がバランスを誤り落車してしまう事が多い。あまりに多いため欠場選手の補充が足らず、最終日で6車立てのレースを開催したという主催者泣かせな所がある。また、このバンク改修が行われるまでホームの幅が狭いため危険防止のため、9車立てのレースを行わなかった時期もある。だが、バンク改修後はグレードレース開催が多く地方競輪場の中でも優良である。バンク形状が自転車競技用ピストに近い333バンク(海外の競技用ピストは最大でも333)であることから、世界選手権などへ派遣される選手の合宿等にもよく使われる。なおバックスタンド裏は岩瀬浜と繋がった運河となっており、吹き込む海風に注意が必要となっている。富山ライトレール富山港線・競輪場前駅下車すぐ。競輪場アクセスのために、ライトレールの運賃が無料になる入場者用の専用ICカードがある。本場開催及び場外開催(記念以上)は、氷見(射水市)・入善駅(黒部市、魚津市)の各方面から無料送迎バスがある。
出典:wikipedia
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