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TVジョッキー

『TVジョッキー』(テレビジョッキー)は、1971年1月10日から1982年12月26日まで日本テレビ系列局で日曜日に生放送された視聴者参加型のバラエティ番組。愛称は『テレジョキ』。TV JOCKEY 日曜大行進・TVジョッキー日曜大行進とも表記する。オープニングの決めゼリフは「"見て聴いて参加する日曜1時15分は、生放送・TV JOCKEY 日曜大行進…"」である。末期は"見て聞いて参加する日曜1時は…"と若干変更された。なお、「…日曜大行進」となる以前は「TVジョッキー わんわんふぁいぶ」という番組名であった。これは、午後1時15分に放送が開始されたことにちなむ。日本中の若者が憧れた白いギターとEDWINのジーンズが番組の目玉賞品であった。テーマ音楽はダリダの「傷ついた小鳥」。日本の民放のレギュラー番組として初めてステレオ放送(音声多重放送)を実施した番組でもある(1978年10月1日)。なお、本番組には井原高忠が関与していなかったためか、日本テレビと渡辺プロとの対立が激しかった頃(その項参照)も、同プロダクション所属の歌手・タレントが引き続き出演していた。出演者への賞品で一般に知られているのは「白い」ギターであるが、黄色や水色の物もあった。1970年10月4日から12月27日までは「コント55号とTVジョッキー」として放送。「傷ついた小鳥」が使用されなくなった後のオープニング曲にはボブ・ジェームス「ファランドール」を使用していた。いずれの時期も、プロ野球中継(オープン戦・開幕戦・日本シリーズ)などのスポーツ中継の際は休止、さらに1978年からは、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』放送の際も休止された。その他、週末の芸能情報、福田一郎によるお薦め映画情報コーナー、ゲスト歌手による歌のコーナーなどがあった。とくに土居時代はほとんどの回でオープニングタイトル→提供クレジット→最初のCMと続いた後、いきなりゲストの歌で始まり、歌が終わると観客からの拍手と同時に土居が出てきて自身の挨拶の後にゲスト紹介を行うという流れであった。またアシスタントがそのコーナーへの応募にあたって、「どんなに遠くても、交通費は日本テレビが負担します。」と言うお約束事があるコーナーも存在した。なおこの際アシスタントがハガキの記入例を表記したボードを掲げて説明していたが、宛先表記は「東京都麹町郵便局~(以下省略)」といったオール漢字表記ではなく、「東京都こうじ町郵便局~(以下省略)」という書き方になっていた(要するに「麹」の部分を平仮名表記にしただけ)。「珍人集合」で出場者を紹介する時は、その珍人をイメージするジングルを流した後、「ポーン!」というジングルと共に、ボードの一部が下降して出場者が映される演出となっている。そのイメージジングルを紹介する。ほか1982年4月改編での15分前倒しを機に司会者に松崎しげる・後藤いずみを迎え入れたり、運がよければ男女ペアに色違いのスクーター(スズキ・ユーディーミニ)が当たるコーナーを途中で新設するなどしてリニューアルを行うも、1982年12月26日に番組は12年の歴史に幕を下ろし、翌年1月から放送を開始した、ビートたけし司会の「スーパージョッキー」に引き継がれた。高田文夫・笑芸人編著 『テレビバラエティ大笑辞典』白夜書房 2003年、158、159頁。

出典:wikipedia

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