若宮会講塾(わかみやかいこうじゅく、Japan's Congress, WAKAMIYA)は、政治関係の学習・活動を中心とした市民サークル。主に愛知県名古屋市で活動している。2008年4月に、同年3月に発生したチベット蜂起をうけた一般市民が、インターネットを通じて名古屋で自発的なデモを企画し、これをきっかけとして企画スタッフの中から「一過性のブームで終わらせるのではなく、真の中国の民主化とアジアの平和を考えよう」との考えを持ち続けた数人が学習グループを結成したのが始まり。同年4月下旬から「若宮会講塾」を名乗り、主に愛知県を中心としてチベット問題、北朝鮮による日本人拉致問題などの多くの政治学習・政治活動を行っている。名古屋市を中心として活動しているが、事務局は岡崎市。任意団体であり、法人格は取得していない。機関紙「若宮会講通信」には「右も左も翼はいらない」の言葉が掲載されている。北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の蓮池透退会決議がなされた背景には、若宮会講塾が主催した講演会「拉致問題と国防」が遠因となっている。米経済紙『フォーブス』の元アジア太平洋支局長であるジャーナリスト、古歩道ベンジャミンは、名指しでの明言は避けながらこの団体について言及し、「日本で一番秘密とされている結社」「少なくとも3000年前から存在する」として、自身が招待を受けた際に「不思議で良識的な儀式」が行われていると主張している。シンボルマークとして「八咫烏がささえる麻模様入りの太陽」。機関紙『若宮会講通信』紙面などで「若宮会講塾」と称している一方、他団体との会合や団体集会やインターネット上では「若宮」「若宮会」の略称で表記・呼称される。批判的な人間やインターネット上においては「馬鹿宮」(『馬鹿』の発音『バカ』と、『若』の発音『ワカ』を掛けたもの)として揶揄されることもある。若宮会講塾の活動の資金源は(1)会員持ち出し(2)個人寄付からなっており、特定の団体がスポンサーとして存在しているわけではない。活動する会員や賛同者が金銭を持ち寄る、文字通り「市民サークル」と言えるシステムによって成り立っている。その資金の大半は、機関紙『若宮会講通信』発行資金および講演会開催のための会場利用料として運用している。2008年7月19日、若宮会講塾は講演会「チベットの現状と五輪の行方」を開催する。チベット出身の政治学者で桐蔭横浜大学法学部教授であるペマ・ギャルポや、在日ウイグル人で世界ウイグル会議の日本全権代表として日本ウイグル協会代表を務めるイリハム・マハムティらをゲストに招聘し、漢民族、モンゴル人、ウイグル人、チベット人、ビルマ人関係者ら出席者7人の連名で、アジアのリーダーとしての日本の行動を訴える共同声明文を発表する。この声明の中で、として「アジアのリーダー」としての明確な日本の行動を訴え、中日新聞・朝日新聞に報じられる。当講演会での共同声明発表後に、若宮会講塾の基本理念・活動方針において「発表された共同声明にのっとり、日本が真の平和をもたらすアジアのリーダーであるとしてアジアとの絆を深め、現在各国において抑圧された人々とともに現状を打破し、新しい平和なアジアの実現を目指す」と言う趣旨の文章が盛り込まれ、活動内容が日本国内の政治問題や北朝鮮による日本人拉致問題などへも傾斜していく。一般にも門戸を開き、名古屋の公共施設にて左右の枠にとらわれる事なく議論や勉強会を行っている。通常の参加人数は不明だが、教育・研修株式会社「インテック・ジャパン」のレポート『Electronic Journal』は、専門家は会について70人前後の規模を推定しており、その中でも12人が中心となっていると指摘をしている。
出典:wikipedia
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