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大阪市交通局70系電車

大阪市交通局70系電車(おおさかしこうつうきょく70けいでんしゃ)は、1990年(平成2年)3月20日に営業運転を開始した大阪市交通局の高速電気軌道(大阪市営地下鉄)長堀鶴見緑地線用の通勤形電車(リニアメトロ車両)。同線の開業に伴って投入された(開業時の路線名は鶴見緑地線)。日本の営業用の鉄道車両では初のリニアモーター駆動車両である。また、車体の大きさはやや小さめとなっている。1990年(平成2年)3月20日の鶴見緑地線京橋駅 - 鶴見緑地駅間開業にあわせ、営業運転を開始した。当系列では日本初の営業用鉄輪式リニアモーターカーとして、リニアモーター駆動方式が採用された。鉄輪式とは、車両自体は浮上せず車輪で支持するものである。採用の理由は経済的と輸送的なもので、直線状の板状モーター使用による車両の低床化により、トンネルの断面を小さくしてトンネル工事費が削減できることと、急勾配や急曲線でも無理なく走行できるため建設場所が限定されないこと、将来の輸送需要が中量程度であることなどが挙げられる。主回路はGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御である。当時、日本ではリニアモーター駆動方式に関する実績が乏しかったため、1988年(昭和63年)3月に南港の試験線(地下鉄協会)で試作車の走行試験を実施し、導入が決定した。70系は以上のような理由から、1991年(平成3年)8月に鉄道友の会ローレル賞を受賞した。なお、本系列は1993年(平成5年)から1996年(平成8年)にかけてワンマン化改造が行われて、1996年4月からはワンマン運転が実施されている。路線名が長堀鶴見緑地線に改称された1996年(平成8年)12月11日の心斎橋駅 - 京橋駅間開業時と、1997年(平成9年)8月29日の大正駅 - 心斎橋駅間、鶴見緑地駅 - 門真南駅間開業時にも増備され、2007年(平成19年)現在、4両編成25本(計100両)が在籍する。製造時期によって外観や内装に相違がある。車体はアルミ合金製で、フッ素樹脂(塗色はアイボリーホワイト)で塗装されている。第三軌条方式の20系などよりも車体長が短いため、客用扉は1車両あたり3か所(側面)である。また、客用扉の間には車外スピーカーが、車端部の窓上には大阪市交通局で初めてLED式の行先表示器が設置された。全編成とも落成時から排障器(スカート)を装備している。客室側窓は下降式である。運転台は当初よりワンマン運転を考慮し進行方向右側に、非常扉は運転台と逆の左側に設置された。これは新20系とは逆の配置である。集電装置には日本の鉄道車両で初めてシングルアーム式のパンタグラフを採用した。鶴見緑地線の開業に伴い用意されたグループ。第1 - 第13編成がこれにあたる。先頭部分の塗装は白をベースに、「7」(長堀鶴見緑地線の正式名称・大阪市高速電気軌道第7号線にちなむ)を変形させたマークが入っている。側面行先表示器は赤1色で表示される(更新工事で順次、3色LEDに交換が進められている)。なお、1990年3月20日の開業から同年9月の花の万博終了までの期間は前面非常口部分の窓下に花の万博の公式シンボルマーク、側面ドア横に公式キャラクター「花ずきんちゃん」のステッカーが貼り付けられていた。南港の試験線で使用された4両の試作車は後に整備され、リニアモーター駆動方式の2両は7061(試験時7051)・7161(同7151)号車に、ロータリーモーター駆動方式の2両は7262(同7391)・7113(同7691)号車になった。この元試作車の4両は、連結面(妻面)上部に型(段差)がある点が、量産車との相違である。試作車は落成当初から南港の試験線での試運転終了までは未塗装でラインカラーを貼り付けただけであったが、量産車に組み込む際に塗装された。また、試運転時には方向幕に第1期開業の駅である「京橋」「横堤」「鶴見緑地」「回送」「臨時」「試運転」の他、「リニヤモーターカー」「ロータリーモーターカー」「EXPO '90」との字幕も用意されていたが、これも営業運転開始までに字幕を交換したため、現在はこの字幕は入っていない。なお、方向幕は大阪市交通局の車両では初めて英文表記を追加した(未塗装時代より。「リニヤモーターカー」「ロータリーモーターカー」「EXPO '90」表示を除く)。1996年の京橋駅 - 心斎橋駅間の延伸に際して第14 - 第23編成が、1997年の心斎橋駅 - 大正駅間と鶴見緑地駅 - 門真南駅間の延伸に際して第24 - 第25編成が追加で製造されている。外観・塗装が1次車とは異なっており、先頭部分は長堀鶴見緑地線のラインカラーである黄緑をベースに「7」を変形させたマークが入っている。フロントガラスは1次車では角が丸みを持たせたものになっているが、このグループは角が角ばったものに変更されている。側面行先表示器は3色LEDを採用した。なお、このグループは、非常扉の窓ガラス下部にリニアモーターを表す「LIM」のロゴマークが入っている。第18編成からは、客用扉のガラスは単板ガラスから複層ガラスに変更されている。車外から見ても、客用扉の窓周りに太い縁取りがあるため、判別は可能である。車内空間を最大限確保するため、扉は床上から1,400mmの位置でガラスとも内側に折れ曲がっている。扉と扉の間の座席は6人掛けである。全車両の貫通扉の上部にLED式の車内案内表示器が設置されている。この案内表示は新20系や66系のものとは違って上下二段式となっており、並行して一度に二つの情報を表示することが可能である。また、表示器のスペース全体を使用して、各駅の発車直前に"Linear Motor Car 7000"が表示されるほか、一部の駅では到着前に沿線の名所をイメージしたイラストが表示される。かつては駅間でリニアモーターの構造の解説の表示も行われた。例としてドーム前千代崎駅では「京セラドーム大阪」、心斎橋駅では「心斎橋の欄干」、京橋駅では「高層ビル群とその下を走る電車」、鶴見緑地駅では「鶴見緑地といのちの塔」、門真南駅では「なみはやドーム」である。ただし、後述する更新工事施工車は新20系と同型の機器に交換されている。開業時から運用されている第1 - 第13編成と後の路線延伸に伴って増備された第14 - 第25編成とで、内装にも相違がある。第1 - 第13編成の内装は、ベージュ系の化粧板に小さな白い花が配されている。貫通扉の部分は色が濃い。床は茶色とクリーム色の2色である。製造当初は車椅子スペースがなかったが、ワンマン改造に際して設置された。これにより定員が変更され、先頭車は90名(座席32名)から89名(同28名)、中間車は100名(座席40名)が101名(同38名)となった。車椅子スペース脇(第14編成以降では2人掛けの座席がある部分)に、座席はない。路線延伸に伴って増備された第14 - 第25編成は、やや明るい内装となったが、化粧板に花の模様は配されていない。床は茶色一色である。また、製造時から車椅子スペースが設けられている。また、各車両には車椅子スペースが設置されているが、インターホンは車椅子の高さで利用することはできない。乗降扉は開閉の際、ドアブザーが鳴る。ブザーは66系初期車と同じである。台車直上には台車点検蓋が設置されている。1次車の竣工から既に約20年が経過したため、更新工事(中間更新)が実施されることとなり、最初に施工された第13編成 (7113F) は2011年(平成23年)3月4日に営業運転を開始した。更新内容は以下の通り。また7109Fの改造に関しては、客室照明のLED化、天井部へ手すりの追加設置、床材の変更が行われた。7105Fの改造に関しては、さらに車内、車体のデザインが変更された。長堀鶴見緑地線の沿線に花博記念公園鶴見緑地と大阪城公園があり、華やかなイメージがある長堀通の下を走るため、改造に際し「華やぐ」をコンセプトに行われた。車内では、大阪市の花である桜から、扉が桜の模様、床が桜色となり、桜色のつり革も取り入れられた。車体では、可動式ホーム柵で隠れる側面窓下に何もデザインされない代わりに、屋根の下に桜色の帯が配されたなお、新20系中間更新施工車に設置されている、スタンションポール、ドア開閉予告ランプは、本系列では設置されておらず、ドアチャイムの設置もなされていない。

出典:wikipedia

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