『グランド・セフト・オート・チャイナタウンウォーズ』(Grand Theft Auto: Chinatown Wars)は、アメリカのRockstar Games社(開発元はRockstar North)より発売されたオープンワールド型クライムアクションゲーム。2009年3月17日にニンテンドーDS用ソフトとして北米で発売された。日本では2009年10月29日にサイバーフロントよりDS版が発売された。北米では2009年10月20日にPlayStation Portable版も発売され、日本でも2010年3月11日に発売された。PSP版の発売はグランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ以来3年ぶり3度目となる。システムはグランド・セフト・オートIVとほぼ同じであるが、2作目以前の作品やアドバンス版と同様の見下ろし型の視点である。但し、旧作のように常に真上からではなくやや斜めに見下ろす視点であり、必要に応じてカメラが移動、回転すると言った改良点もある。容量の都合でイベントシーンはムービーではなく静止画とテキストで進行する。デフォルメされながらも3DCGで描かれたGTA4版のリバティーシティが舞台。オルダニーが登場しない等の差異がある。主人公は中国、香港出身の男性のホァン・リー。日本で発売されたのDS用ソフトでは唯一CEROのレーティングがZ(18才以上のみ対象)に区分されるソフトとなった。DS版では同機の機能であるタッチペンやマイクを使用するアクションが多く盛り込まれており、タッチペンを使って盗んだ車の配線を繋いでエンジンをかけたり、マイクを使ってタクシーを呼んだりと、ニンテンドーDS独自の操作を盛り込みながらもGTAの雰囲気を活かした作品となっている。またニンテンドーWi-Fiコネクションを使って通信対戦や協力プレイ、メッセージのやり取りなどが可能。PSP版ではハードのスペックを活かし、グラフィックの質が向上している。反面、DSならではのタッチペン等を使った操作は全てボタン操作で行なわなければならなくなった。今回は資金稼ぎに「ブツ(薬物)の取引」が用意され、高級品から低級品を街の至る所に存在する売人から購入したり売人に転売したりして収入を得る事ができる。時に売人からの極秘情報によりブツを格安で大量の販売や欲しいブツを高値で買い取るというチャンスもあり、それを利用して儲ける事ができる。なお今作では取引で大金を稼ぐ事ができる為、メインを含むミッションの報酬は少ない。ちなみにあまりにも大きな取引(ブツを大量に購入・売却)をすると、たまに警察によるガサ入れに遭遇して指名手配されるので注意が必要。また、売人に接触する前に警官が近くにいると売人が逃げ出して取引ができなくなる。武器の販売はネット販売の形式で行われ、注文すると最寄りのアジトに届けられるが他のシリーズに比べると販売の性格上入手に少々手間取る形である。武器は他にもトライアドが用意した赤いゴミ集積ボックスの中を探して隠されている武器を入手といった方法もある。ホァン・リーはギャング組織「トライアド」の構成員であると同時にトライアドのボスを父に持つ御曹司であり、幼少のころから何不自由なく育てられた。そんな折、父親が何者かに暗殺されたという報せを受ける。新しく家長となった叔父のケニー・リーに一族がトライアドを率いる証である「ユウ・ジアン」という剣を届けるよう頼まれ、クーロンから単身リバティーシティに渡ったホァンだが、空港に着いた途端強盗からの襲撃を受け、殺されかけた挙句ユウ・ジアンを奪われてしまう。強制的にリバティーシティの闇の世界へ巻き込まれる形となったホァンは、ユウ・ジアンを取り戻し、父親の仇を討つために立ち上がるのだった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。